大幅高だが勢いはいま一つ、いよいよ投票日で緊張高まる

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大幅高だが勢いはいま一つ、いよいよ投票日で緊張高まる

大幅高だが勢いはいま一つ、いよいよ投票日で緊張高まる
 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1489/値下がり423と買いが優勢の展開。ファストリが3%超の上昇となったほか、メガバンクなども強い動き。円安進行を追い風に自動車株が総じて買われるなか、通期利益見通しを上方修正したスズキが大幅高。上方修正および増配発表のライオンが年初来高値を更新した。上期大幅上振れのT&Gニーズはストップ高、アシックスやホシデンなども決算が買い手がかりとなり強い上昇を見せた。一方、業績下方修正銘柄は大きく売られるものが目立ちアルフレッサやIIJが急落、N・フィールドはストップ安まで売られた。また、公募発表のリンガーハットが商いを伴って大幅安となった。



 混迷極まる米大統領選に関して、朝方にクリントン陣営にとっての好材料が飛び込んできたことから、東京市場の物色はリスク・オンに傾いた。自動車や金融など出遅れセクターに買いが入った一方、直近値持ちの良かった水産株などが売られる展開。日経平均も萎むことなく、じり高基調が続いた。その一方で東証1部売買代金は2兆円には届かずで、指数も後場に高値をつけながらも小動きで、上値を追う勢いには乏しく、強さと脆さが同居しているような不安定な印象を持った。あすはいよいよ米大統領選の投票日で、基本的には動きづらい地合いが想定される。メール問題でFBIがクリントン氏を不起訴としたことに関しては、欧米市場ではまだ織り込んでおらず、欧米株高で返ってくる可能性は高いが、日本株は先んじて同内容を消化しており、買いが続くためには、もう一段の円安などさらなるプラス材料が必要になろう。序盤に買いが先行しても、リスク警戒から急速に失速するような動きが出てくる可能性もある。きょうの動き自体は先の株高に期待を持たせる動きではあるが、事前の世論調査などが必ずしもあてにならないことは6月の英国国民投票で実証済み。警戒を緩める局面ではないと考える。



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