製造業「ドル需要」拡大 ドル支払額、6月37%増
石油や鉄鉱石など資源価格の高騰を背景に、製造業や商社などの「ドル需要」が拡大している。輸入に伴うドルの支払額は6月に493億ドル(約5兆2000億円)と、前年同月に比べて37%増えた。日本企業が海外企業などに支払うドルは増加基調をたどっており、外国為替市場では最近の円安・ドル高の一因にもなっている。企業所得の海外への流出が続くと、国内の設備投資などを下押しする可能性もある。
財務省の貿易統計の輸入額や通貨ごとの支払比率を基に算出した。原油や鉄鉱石などは通常ドル建てで取引される。これらの価格高騰を背景に、輸入の支払いに占めるドル建ての割合は2008年1―6月に73.9%と、前年同期に比べて1.1ポイント上昇した。(07:00)
日経新聞ではも少し詳しく書かれてます。
ドル円上昇のわりに、日経平均が上昇しない
私が感じた違和感の理由の一つだと思います。