韋駄天太助さんのブログ
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今年の夏は暴落ではなく暴騰?株式市場復活への幕は上がるか?
昨日のFOMCは金利据え置きで声明文にもサプライズはありませんでした。NYダウは金利引上げが当分行われそうにないことと、原油先物1バレル120ドル割れを好感し、2.94%の上昇を演じました。サブプライム問題勃発から1年になりますが、この間株式投資で利益を上げた人はとても少ないと思います。このような状況になると手数料収入減に困る証券会社までショートも活用をと言い始めますが、儲けた人はショートも得意なごく一握りのトレーダーだけでしょう。ヘッジファンドですら利益を出せない相場環境で一般素人にショートを勧めるのも如何なものかと思います。ブルーになっている株式投資家も多いと思いますが、ウォーレン・バフェットだって毎年利益を出せたわけではありません。市場全体がこれだけ落ち込んでいるのだから俺の腕のせいではないくらいの気持ちでいた方がよいでしょう。(責任転嫁はダメですが)危機が去れば上昇する他ないのですから。為替市場を見ていると8月に危機の再来がありそうな気もしますが(今クロス円に来てるって?)、株式市場を見ていると逆にサマーラリーの可能性も感じます。株式市場は3月に一旦底を打ち、そこが今年の底で上昇するかに見えましたが、7月に再度底をつけました。3月底値・7月底値の市場とまちまちですが、このトレンドに逆らえた市場はないと思います。ただ、その後の上昇も非常に弱く再度底値に向かってもおかしくない状況が続いています。原油価格は大方の予想に反して1バレル120ドルを割り込んできました。新興国を中心に大胆な金融引き締め局面が続いてきましたが、そろそろ据え置きから引き下げへの局面に進んでいくのではないかと予想します。(原油がまた上昇に向かえば難しいかも)特に新興国には米国株下落、原油・資源高騰によるインフレ悪化、金融引き締めと株式市場への悪影響ばかりが目立ちました。これらが逆の回転に向かえば、株式市場急回復というストーリーも考えられます。現在は回転が変わる一歩手前に位置していると思うのですが・・。(暴騰は無理ですが、期待も込めて。) [←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
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