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金融緩和の限界から不思議な世界へ

素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは信頼できる専門家へ)


知人から、中国のある高級中学(日本の進学校のイメージ)の時間割表をもらいました。


起床 6:30
朝食 6:30~7:00


(略)


一時限:7:40~8:20
二時限:8:30~9:10
三時限:9:20~10:00
四時限:10:10~10:50
五時限:11:00~11:40


昼食と昼寝の時間
(授業中に寝たらダメなので、昼寝の時間がある)


六時限:14:35~15:15
七時限:15:30~16:10
八時限:16:20~17:00


夕食など


晩修一時限:19:00~19:40
晩修二時限:19:50~20:30
晩修三時限:20:40~21:20
晩修四時限:21:30~22:20


(略)


就寝 22:50


(晩修には、授業と自習の両方がある)
(土曜日も授業あり。日曜日は休み)


これだけ授業があることが、良いか悪いかは別として
中国の高校生も勉強しているので、日本の高校生も頑張らないと
将来負けてしまいます。


このような高校を卒業して、大学に進学する学生は、エリートです。
そのエリートでもなかなか希望するところに就職できないほど中国経済は厳しいと
聞いたことがあります。


(正しくは、中国の専門家へ)


○投資主体別売買動向


注目の海外投資家の5月第2週、第3週は「買い越し」
個人投資家は、「売り越し」ています。
個人の信用も第3週「売り越し」に転じています。


個人投資家が売り越している間は、株価は急落しないことが多いです。
個人の売り越しは、株価にとってはプラス材料になります。


○日程


6月~7月末までの主な日程をチェックします。


6月2日(木) ECB理事会
6月10日(金) メジャーSQ
6月14日~15日(水) 米FOMC
6月15~16日(木) 日銀金融政策決定会合
6月23日(木) イギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票
6月23~24日(金) EU首脳会議


7月21日(木) ECB理事会
7月25日(月) 参議院議員任期満了
7月26~27日(水) 米FOMC
7月28~29日(金) 日銀金融政策決定会合


(参考)


8月5日~21日(日) リオデジャネイロオリンピック大会


6月中旬と7月下旬に重要イベントがあるので、今から注意したいと思います。


○6月相場


7月参議院選挙も控え、与党自民党は負けるわけにはいかなので、6月何らかの経済対策を出してくると思います。マーケットがどの程度折り込んでいるかわかりませんが、その結果によって期待以上であれば、株価のプラス材料になります。


(期待はずれだと、失望売りにつながります。)


株価が上昇すれば、ニッポン一億総活躍プランや消費税凍結についても
専門家の理由を後付する材料にされるかもしれません。


少なくとも、6月に株価が上昇する「材料」はあると思います。


注目の6月15日の米FOMCについて


利上げされると、NYダウは下落しますが日本株については、ドル高円安になるので、
単純にリスクオフで下落するかどうか予想できません。


6月16日の日銀金融政策決定会合で大規模な金融緩和政策が発表されれば
円安株高になります。

(7月と予想する投資家もいます)


ただし、日本政府がG7首脳会議で


「世界経済はリーマンショックの前と似た状況だ」
「政策的対応を誤ると危機に陥るリスクがある」


との認識を示しているように、世界経済の厳しい状況に変わりないでしょう。
(リーマンショック前の危機については、いろいろな意見があります。)


投資主体別売買動向を見てわかるように
1月~3月までの海外投資家の売り越し額は、リーマンショック以降最大レベルです。


日本株の中長期下落トレンドが続いている可能性があるので
何らかの外部要因で、株価が調整する可能性もあります。

引き続き慎重に対応してもよいかもしれません。(個人的な考え)


もし、順調に株価が上昇してくれれば
持ち株を少し整理するのも、ひとつの選択肢かもしれません。


わたしの身近な投資家でも
日銀の大規模金融緩和があって、株価が大きく上昇すれば、持ち株を整理したいと
言っている人が何人かいます。


最初から、アベノミクスは成功しないことをわかっている訳です。
リフレ派の学者たちが主張する金融緩和には、時間稼ぎの効果しかありません。
過去の経験則から、学者を信用して投資するとヒドイ目に遭うことを知っています。


金融緩和によって、危機の種をたくさんまいているので
将来やってくるのは、「悪いインフレ」です。


「歴史を振り返れば同じような事実が起きていることがわかる
これまでの経験則に頼らず過去の歴史を振り返れば今起こっている真実が見えてくる」


Bridgewater Associates
Ray Dalio


教科書で勉強する歴史は、勝者によってつくられているので、本を読んだりして

真実の歴史に近づく必要があります。

(真実を知ることはできないが、真実に近づくことはできる)


今起きていることを正しく理解している人にとっては
ピンチが大きなチャンスになるでしょう。


○中国不動産バブルの再燃


足元、中国の不動産バブルが再燃しています。
上海、北京、深圳などの都市部の不動産価格がバブル的に上昇しています。


バブルはいつか崩壊する。しかし、いつ崩壊するかわからない。


「中国経済はハード・ランディングに向かっている。グローバルなデフレ圧力を悪化させる急落だ。それが株価を引き下げ、アメリカ国債を引き上げる。この中国のハード・ランディングは、現実問題として、避けられないものだ」


将来、ジョージ・ソロスの予言が的中する可能性があります。


中国の政策対応で、どうなるかわかりませんが
中国不動産バブルは末期にあるかもしれません。


○"Déjà-vu"『既視感』


"Déjà-vu"『既視感』


世界金融危機は続いています。
米国財政危機と欧州債務危機の綱渡りも続いています。


日米欧などの政策当局は、大規模な金融政策などで時間稼ぎをしているにすぎず
本来すべき構造改革をしていないので、すでに見たことのある景色をこれからも
見ることになるでしょう。


ギリシャ問題、ヨーロッパの金融危機、アメリカの財政問題
ソブリンリスク、中国不動産バブル崩壊、リーマンショックのときに起きた金融機関の破綻


将来、また起きるでしょう。


問題を先送りしているだけだからです。


金融緩和、財政政策が限界になれば


アリス・イン・ワンダーランド(続編)のように
不思議な世界が待っているかもしれません。


将来、マスコミが危機の再来を報道するのは、何もかも終わってからになります。



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