かなり前に読んだから記憶が確かではないのだが、
やわい経済だかけばい経済だかって経済関連の本に、
こんなことが書いてあった。
太陽光発電はエコではない。
ソーラーパネルは黒い。
黒いため太陽の光を熱にして溜め込んでしまう。
このため、地球温暖化を促し、環境に悪い。
だから、屋根にソーラーパネルを設置するのは控えやがれメーン!
…こんな感じの主張だったと思う。
確かに、黒い色は光を吸収して熱にする。
ん?待てよ。
ソーラーパネルは熱を発しているかもしれないが、発電している。
ソーラーパネルを設置しない場合に必要な電力を考えると、
デメリットが相殺されるのではないだろうか?
電気を作るには原子力や水力もあるが、かなりの割合で火力が占めている。
ガスや油を燃やす必要があるから、熱は発生してしまう。
さらに言えば、暗い色の屋根って別に普通だよね?
黒などの暗い色の屋根なら、どのみち光を熱にしてしまう。
比較実験がないので断言できないが、
ソーラーパネルもそれなりに有効ではなかろうか。
やっぱり暗い色はダメだって言うのなら、
別の視点を持ってみよう。
ソーラーパネルを明るい色に…ってのは発電効率が悪くなりそうだからボツだな(汗)
では逆に、屋根や外壁を明るい色にするのはどうだろう。
補助金か減税かで明るい色の屋根、外壁を推奨すれば、
お手軽なエコになるのではないだろうか。
我ながら良いアイディアだとは思うけれど、
採用は…されないだろうなぁ(笑)
黒い外壁の建物をみて、そんな事を考えた今日この頃でした。
ところで、あなたの家は、やさしいエコカラーだろうか。
それとも邪悪なアンチエコカラーだろうか(笑)