先週2銘柄を新規で買いましたが、それでもキャッシュポジションは約80%。
つまり、3月の反騰相場にすっかり乗り遅れてしまい
年初からの下落相場で得た僅かな貯金も目減りする始末です。
株価が暴落して儲かるのに、暴騰した時に損をする。これだから株は難しいのです(>_<)
「木を見て森を見ず」という格言がありますが
「森に気を取られ過ぎた」ことが3月の足踏みに繋がったと反省していますヾ(_ _。)ハンセイ
「森を見て、木も見て、木の葉も見て、木の葉に巣くう虫まで見て、もう一度森を見直す」
こうした緻密なチェックを一つでも怠ると判断を誤り
そこから綻びが広がって、あっという間にスランプに陥ってしまいます。
因みに、株式投資に於けるスランプの原因は、大別すると以下の二点に絞られると思います。
①「強気になるべき時に弱気になる」・・・儲け損ねる(または資金が目減りする)
②「弱気になるべき時に強気になる」・・・大損をする
3月の私は、典型的な①のケースでした。
ただ日頃から「損をするより儲け損ねる方がマシ」という考えで投資していますので
自分の下手さ加減に呆れながらも、一応納得はしています(≧ヘ≦) ムゥ
そこで、問題の4月相場について、少し考えてみました。
<内部のマイナス要因>
◇海外勢の売り越しが止まらない(年初から11週連続売り越し中)
◇年初来の円高で、輸出中心の企業は総じて苦戦を強いられる
◇苦戦業種は、2017年度3月期の業績予想も慎重にならざるを得ない
従って「当期業績は好調=次期業績予想は慎重=株が売られる」というパターンに要注意!
<内部のプラス要因>
◇4月相場が、万一「円高・株安」になれば、月内追加緩和の可能性がある
◇4月から日本郵政GPが加わる「クジラ軍団」の買い余力は12兆円と試算されている
◇政府の選挙対策が、株価を押し上げる要因になる
◇企業の自社株買いや償却などが年間8兆円を超えると予想されている
<外部要因(プラスが見当たらない)>
◇4月度のFOMCと日銀金融政策決定会合が終われば
決算を控えるヘッジファンドの売りに注意が必要(特にG.Wが怖い)
◇日本株の鍵を握るのはドル円相場
CME通貨先物市場では、3/22時点で円ロングが7857枚増加
◇今年の米大統領選挙で、クリントン氏対トランプ氏の一騎打ちが決まれば
米国の政情不安が強まり、ドルは売られる可能性が高い(1ドル100円割れも)
<4月以降~年末までの投資戦略>
◇年内に長期投資のタイミングが訪れる可能性は低く、短期投資主体が賢明だと思う
◇株価暴落の原因には事欠かない
(中国等新興国経済・ユーロ危機再燃・地政学的リスク拡大・米国政情不安・・・等々)
従って、何時暴落が起きても対処出来る様、投資資金の半分は常に温存して置く
◇買い持ちは必ずヘッジとワンセットで(但しポジション調整は臨機応変に)
◇資金配分は国策銘柄(orセクター)を中心に
(自動運転・人工知能・ロボット・ドローン・フィンテック関連・リチウム電池 等)
◇海外勢の影響を受け難い小型株を中心に
当然ながら異論も多くあると思いますが
当面は自分自身で決めた投資戦略に基づいて売買しようと考えています。
因みに現在の持ち株は8銘柄、ヘッジはNK225miniの売り建てです。