窓際リーマンさんのブログ
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2016年2月1日~2月5日の相場(1)
今週も記録をしていく。毎週、継続していくことでみえてくるものもある。特にチャートを記録していると本当にお金の動きがわかる。しんどい・・・(~_~;)
・株式市場について、下げっぱなしに近い状態だったが新興国株のリバウンドが強い。週初こそ日本株ではノンバンクや不動産株が買われたが週末には不動産株の下落率がトップ。(´Д`;)
足の速い資金が多く入っているようだ。
2日には北朝鮮が地球観測衛星を打ち上げると発表。この日記を書いている時点、2月8日には沖縄の上空を通過して宇宙空間にミサイル(?)を打ち上げたとのこと。
週初に足を引っ張ってた資源・素材関連株は週末にドル安の影響もあって買い戻されている印象。バルチック海運指数も300割れしているので本格的な上昇ではない、と予想。
結局、日経平均株価はマイナス金利導入前の水準に戻ってしまった。ドル円も116円台。
日経平均株価は2月1日に最高値17,905.37円をつけ週末に最安値16627.80円をつけた。(▲7.1%)
出遅れいいた新興市場について。マザーズ指数は2月2日に最高値878.86ポイントをつけて下落、週末に最安値770.71をつけた。(▲-12.3%)
出遅れ期待で手を出していたら痛い目にあっていただろう。
値動きを観察するために持っている自分の資源株は週後半で暴騰した。(^^♪
でも同じく値動きを観察するための銀行株は暴落した。(~_~;)
・債券市場について、3月の利上げ予測が後退。債券全般が買われ利回りは低下している。売られたのは週末の原油価格下落に伴ったジャンク債とギリシャ国債。米国2年債なんかみていると3月の利上げはない、と市場は判断しているようだ。賃金は伸びているので年内の利上げはありそう。
・商品市況については2月3日(日本時間だと2月4日)の原油価格の上昇(10%近い!)が目につく。週初はサウジアラビアとロシアの協調減産協議の実現性が低い、との憶測で下落したものの暴騰、米国の経済指標が弱かったり(雪のせい?)、FRB要人発言で利上げが遠のいたことと、OPEC加盟・非加盟国12カ国が緊急会議の開催で同意したことも材料になった。ロシアは原油生産量の協調に前向きな姿勢を示しているがOPE代表はロシアと会談する計画がないと発言。どっちなんだよ、と言いたくなる。。。腹の探り合いが続くようだ。(・_・;)
もっとも週後半になると暴騰した原油価格も暴落している。投機マネーの逃げ足は本当に速い。
株価の下落に伴った金価格の上昇(=ドル安)も目につく。農作物はコーンのみ上げている。シカゴコーンや小麦、大豆は下げて週末を終えている。
追記:2月3日にアブダビの政府系ファンドが資産を取り崩し財政赤字の穴埋めに使う、というようなニュースが流れていた。1月は海外投資家が一貫して売っていたのでオイルマネーは日本市場から流れ出ていったものと思われる。
いろいろなニュース、出来事が連動して世界が動いている。面白い。
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