昨日、１月28日の日銀政策決定会合で黒田総裁がマイナス金利の導入決定を発表した
発表は12時３０分頃
株価は100円ほどのマイナスからプラス500円超へと一気に上昇していったが
そこから下落し始める
800円超下がったところで反転
そこから750円ほど戻し、終値は前日比+476円
為替も一気に円安へと向かった
マイナス金利とは銀行が日銀に預けるお金に対して
今まで0.1％の金利がついていたものを（2300億円に上る）、これからは0.1％の手数料を取るというもの
これによって銀行が積極的に融資を行い市中にお金を増やしインフレ2%を目指す目的
反面、銀行は預けていれば利息がついていたものにこれからは手数料がつくことから
銀行の収益にとってはマイナスという側面ももつ
先週のECBのドラギ発言
今週の日銀のマイナス金利の導入
年初から統計史上初と言われるほど下げた株価は戻る体制を見せている
気になるのはセリングクライマックスがないことと
当然、この先戻り売りが出てくるだろうということ
来週は米雇用統計
今の相場の感じからすると
雇用統計の数字が良ければアメリカはやはり景気が良い
数字が悪ければ利上げ時期が先送りとか利上げの回数が減る
といった感じに受け止められる気がするが・・・
