セリクラ。
セリクラ待望論がそこらで聞かれるようになったが、はたしてそういったものはあるのだろうか。
売りの大底。
外的要因などの狼狽売りで起こることはあると思うがこの場合違うのではないだろうか。
この場合もう下落は終わってくれという願望でしかなく心理的な冷え込みでしかないと思う。
故に鋭角的な落ち込みではなくダラダラと長く続いてしまう。
チャートを見てああ、あの頃が底だったんだねとわかるだけで明確な要因がないためいつ終わるか現時点ではわからない。
原油安、中国の低迷、円高といろいろ要因は上げられているがどれもなんとなく理由付けされているだけのような気がする。
相場とは作られているものなので作っているものが必ずいるはず。
大きな力を持った勢力の望む方向に進むだけなのでその勢力がどうしたいのかを考えるほうが合理的であるように思う。
誰しもラクに大きく取りたいと思うはずだ。
となると上げるか下げるかを考えた時に余地のある方に動かすはずである。
株価が波動を描いているのもそういう理由がある。
勝負も完膚なきまでに勝ってしまうと逆に敵を増やしてしまう。
そこそこの勝利のほうが都合がいいわけでこのまま下げると外野を含めいろんなところから攻撃を受け自分たちがやりにくくなるはずである。
ということでそろそろトレンド変換がなされると見ているのだが、果たしてそうなるのだろうか。
