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シートベルト着用のサイン

素人のひとりごと日記です。

(すべて正しくは信頼できる専門家へ)


○金(ゴールド)について


マーケットと関係ありませんが、足元金価格が安くなっているので、少し書きます。
金投資のプロ中のプロである鉱山会社等のポジションをチェックしました。
鉱山会社は、仕事柄、売り比率が高くなります。


空売り比率


10月20日 83.9%
10月27日 84.1%

11月03日 81.5%


11月10日 77.8%

11月17日 75.0%


11月24日 72.4%
12月01日 68.5%


データを見る限り、今年になって売り比率がもっとも低かった
3月17日の70.7%を下回る最低の水準になっています。


ショートポジションの『手じまい買い』をしています。
このことから鉱山会社は、短期的にはドル建て金価格は安い水準に近づいていると
判断していることがわかります。


以前金価格が急落したとき、日経新聞に学者のような専門家が「金価格のバブルは終わった」などとする記事を書いていたので、そのようにならないことがわかります。
(専門家の機関投資家は、データを見ても下手の見本のような運用をしています。)


将来の通貨安に備えて、少し金を買っておきたい投資家は、机上の優等生の意見ではなく、
実務経験の豊富な鉱山会社のポジションを参考に金価格が下がったところを丁寧に買っていくのがよいかもしれません。


○投資主体別売買動向


昔、N証券の上席の方から


「僕たちは、投資主体別売買動向は必ず見ています」
「株式投資をするのであれば、これは絶対見てください」


と言われたことがあります。


11月第4週分が発表になりました。


個人投資家 ▲230億円(売り越し)


(内訳)
現金 ▲1083億円(売り越し)
信用   853億円(買い越し)


海外投資家 7億円(買い越し)


個人は信用で買っていますが、現物とトータルでは9週連続売り越しになります。


個人が連続売り越しをしていることは、株価の需給面ではプラス材料になります。
個人投資家が売っていたので、大物ヘッジファンドが仕掛けることができず、今までの
ところ日本株は比較的堅調な動きをしてきました。


この後どうなるでしょうか?


今年8月、日本株が急落する前、個人投資家は買い越していました。


○裁定買い残


11月13日 3兆  313億円
11月20日 3兆5654億円
11月27日 3兆5983億円


株価が急落した今年8月の最大値(8月14日)の2兆9153億よりも裁定買い残が
積み上がっているうえ、メジャーSQも近づいているので注意したいと思います。


『裁定買い残が積み上がる場面で、日経平均株価は上昇しやすいとみられます。反面、裁定買い残自体は「将来の売り需要」と考えられ、一般的に、その残高が積み上がり過ぎることは、株式市場のリスク要因と考えられます。』(SBI証券レポートより)


○ドルインデックス


ECBのドラギショックによりユーロのショートカバーが入りました。


ドルインデックスは98.27まで下落しています。ただ、米ドルが買われすぎている状況に
変わりありません。今日明日のことではありませんが、何かのきっかけでポジションの巻き戻しが起きれば、ドル安円高になる可能性はあります。現在のドルインデックスの水準は
リーマン・ショック前の水準よりも買われすぎています。


ドルインデックスチャートについても


超長期⇒長期⇒中期⇒短期の順番で見ると「気づく」ところがあるかもしれません。


○米11月製造業景気指数


『米供給管理協会が発表した11月の製造業景気指数は48.6と、予想の50.5を
下回り、リセッション(景気後退)の最中にあった2009年6月以来の水準に沈んだ。』
(ロイター記事より)


生産、在庫、新規受注すべて悪化しています。


以前書いたように、FOMCは景気が良くなったから利上げするのでなく、将来利下げするために政策的に利上げするといった一面もあるでしょう。


製造業景気指数に出ているように、米景気の実体が良くない中で、政策的に利上げ
すれば、株式市場に与える影響はどうなるのか。
短期的には需給によって左右されますが、中長期的にはマイナス材料になるでしょう。


○日経平均株価


CME日経は19705円になっています。


日経平均株価は、金曜日に大きく下落しましたが、短期的にはまだ強いかもしれません。


上値のターゲット:20,000円
大きく下落した場合の次の下値のターゲット:18,770円
(9月9日につけた大きな陽線の高値水準、価格帯の出来高もあります)


投資家によって見方は違います。


結論


今年最大のテーマと言ってよい『米利上げ』がどうなるのか。12月16日に判明します。
それまで、様々な思惑でマーケットが動くので株価は乱高下するかもしれません。
乱気流の待ち受けているFOMCに備えて、シートベルトしっかりしめて引き続き慎重に
対応したいと思います。


みんかぶ予想


売り予想:1銘柄(様子見継続)



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