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売り方の心理を読む

日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)などのイベントを控えて
市場の緊張は続いている。
日本では、シルバーウィークがある。多くの投資家は
連休前にポジションを縮小して、ゆっくり休みたいところだろう。


素人のひとりごと日記です。

(すべて正しくは信頼できる専門家へ)


○今週の波乱相場を振り返って


9月8日(火)


この日の日経平均株価は、大きく下落した。

ザラ場に、225ラージ500枚クラスを4ショットで2000枚の成り行き売りや
成り行き買いが、10回以上あった。10回で20000枚。


とんでもない大金持ちが相場を動かしている。
個人がとても太刀打ちできる相手ではない。(-_-;)


0.01秒ぐらいの中で、4ショットで2000枚。
まばたきするよりも速い。(>_<)


ヘッジファンドのHFT(ハイ・フリークエンシー・トレード)で
散乱銃を打ってきたような感じ。


成り行き買い、成り行き売りをしているのは
ヘッジファンドの最新鋭ロボット部隊。


高速攻撃にビビって投げ売りした日本の個人投資家は、大きな損害を受けた。


聞くところによると、このとき、個人投資家や、プロの機関投資家でも
前日に底打ちしたと判断して、順張りで買っていた投資家がいる。


8日の下落で恐くなって損切り。そして下落していくのを見て
「もっと下落するだろう!新規売りだ!」と今度は売りから入った人もいた。


少しの間は含み益があるが、下から強烈なパンチが飛んできて、また損切り。


このような「往復ビンタ」を食らった個人がいる。


たくさんの犠牲者が出たので、先物の板が薄くなり、スカスカ状態になった。
スカスカだから、ハイボラティリティになる。


後は、ヘッジファンドの独壇場。


前回の日記に書いた、大手N証券も大きな損害を受けただろう。


メジャーSQを前に、ヘッジファンドの精鋭部隊は、
N証券に大きな損害を与えてから、急反転した可能性がある。


9月9日(水)


日経平均株価は1300円の暴騰。
トレードをして大損害を受けた個人は、眺めているしかなかった。


○サポートライン


日経平均株価は、9月8日につけた17415円がサポートラインになる。


もちろん、どうなるかわかりませんが、ヘッジファンドの破壊力を考えると
今年中に、この17400円をトライしてくることは、想定の範囲内にしたい。


また、将来このラインを割れると要注意になる。
(そのようになると予想している訳ではない。今年中は、想定の範囲外にしないだけ)


次のサポートラインは、8月25日に、日経平均先物でつけた17160円になる。
(投資家によって見方は違う)


TOPIXのサポートラインは、8月25日につけた、1410ポイントになる。
(現在 1480ポイント)


こんなつまらないことを書いていると、みんかぶ会員さんに叱られるが
自分の復習のひとりごと日記なので、書いている。


○個人投資家


何度も日記に書いた投資銀行に勤める女性から聞いた言葉


「個人はカモよ!」

「カモにならないように、もっと勉強しなきゃダメなのよ!」


ヘッジファンドは、個人投資家をカモにして大儲けすることを得意としている。


昔、日記で紹介した本


「世界連鎖恐慌の犯人」


堀 紘一著


著書に「庶民の生き血をすするヘッジファンド」


と書かれているように、彼らには血も涙もない。


以前ヘッジファンドの方に


「やりすぎではないのか?」


と聞いたことがある。


すると


「ビジネスだよ~」
「ビジネス」


と答えが返ってきた・・・


足元、ここまで株価が下がったにも関わらず
まだ多くの個人投資家は、含み損を抱えながらたくさん買い越している。


いずれ忘れた頃に、ヘッジファンドが今の水準で無理して買っている
個人を狙いにくる可能性は、頭の片隅にいれておいてもよい。
(そうなるとは予想してないが、そうなる可能性を否定しないだけ)


もし、個人を狙いに行くとすれば、その前に時間をかけて
株価を上げることも考えられる。


そして、専門家が強気になり、明るいニュースが増えてくると
今回のように暴落させる。


排除できないひとつのシナリオになる。


ただ、日銀が大規模な追加金融緩和をすれば、相当な時間稼ぎになる。

しかし、こんなことをしていれば、いずれ日本人の大きな負担になる。

(ジム・ロジャーズの警鐘については、日記に記載済)


将来、日本人を貧しくする金融緩和反対のデモがあれば、理解できる。

金融緩和政策で、まともなことを言っている次世代の党は、マスコミから無視されている。

しかし、日本の将来のことを思う良識のある人は、目立たずに集まっているようだ。

期待したい。


○売り方の心理を読む


来週の重要イベントは


9月15日の日銀金融政策決定会合
9月17日のFOMC


になる。


15日に日銀が追加金融緩和するかどうかわからない。
この点は、専門家と同じ予想で可能性は低いと思う。


17日のFOMCは米利上げなしとの予想が多数意見のようだ。
(豊島 逸夫の手帖でも今回利上げなしと予想されている。)
わたしは、まったくわからないと予測している。


結果は、どうなるかわからないが、波乱含みであることだけはわかる。


日銀の追加緩和を期待して株を買った。追加緩和をして株価急上昇!


「大儲けしました!」


といったこともあり得る。


しかし、これはバクチ。


こんなことをする投資家は、いつか大損することになる。


競馬でも、万馬券をとって、その時、大儲けした人に

数ヶ月後会って話を聞くと、儲けがなくなって、損していることが多い。


・・・


日銀の追加緩和を警戒して、売り方が慎重になる。
売り方の心理を読めば、これは、予測できる。
そのうえで、慎重にポジションを操作することは、理解できる。


また、FOMC前にヘッジファンドがポジションを縮小することも予想できる。
その意味でもヘッジファンドのポジションを再度チェックしておきたい。


専門家から、買い方の心理の話を聞くことはよくあるが
売り方の心理の話を聞くことは少ない。


日銀金融政策決定会合の予想しても、結果がどうなるかわからない。


しかし、今の売り方の心理で


「日銀金融緩和警戒」


これは、あることを読むことはできる。


足元の相場の勝ち組となっている売り方の心理を読むことも必要と考える。


みんかぶ予想


売り方の心理を考慮して


買い予想:3銘柄→4銘柄


1銘柄だけ買い予想を増やす。




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