★個別株でも、戻る予想なら、ホールドの考え方が通用しそうですが、
指数ETFでも、同様と思います。
米国ETF(1557) をホールドしている方は少ないかも知れませんが、
ご参考に願います。
私も、僅かながらホールド中です。NISA枠で、持ったので、容易には売却できません。
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一旦の反落を予想します
このように単に大幅な増収増益や予想を超えるだけでは株価が上がりにくくなっているどころか、まるで大幅減益を出してしまったかのように暴落する姿を今回多くなっているように感じます。長年の上昇相場でこれらのIT企業の株価は相当高いバリュエーションに達し、期待値のバーは非常に高くなっている模様です。
その高過ぎる期待に、流石の高成長企業もついていけなくなってきたのではないかと感じます。市場予想平均は超えるのですが、アナリスト予想をシングルヒットとして考えれば、それを超える好循環相場に慣れたウォール街は、内心ホームランを期待するようになっており、結果、2塁打で終わると暴落、という具合です。大幅増収増益なら株価上昇、さらに市場平均を上回れば上昇、という単純な構図でないのです。
こうなってしまった以上、企業は一段と高い利益を実現するか、さもなくばウォール街(市場、投資家)の方が期待値、つまり予想PER水準を引き下げるか、のどちらかを必要とする域に入ったと思います。なお、個別の企業決算(米国コングロマリット企業)で、中国市場の減速・リスクに言及したところが複数出ており、注意しておきたいところです。日本でも日産や大手商社から同様のコメントありました。
中長期的には米国経済は堅調に推移しており、株価を上に見ます。しかし、株価は一旦反落するのではないかと予想します。