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Jリートを対象とした毎月分配型投資信託を比較

毎月分配型投資信託は買うべきではないと考えてますが、Jリートを対象とした投資信託は毎月分配型が人気を集めてますので少し比較検討してみます。

Jリートは、家賃収入による安定したインカムゲインを得られる金融商品と期待されていることもあり、毎月分配型が投資家の理解を得られやすいのかと思います。

長期投資の観点から見るとどの投資信託もおすすめできません。純資産総額が大きいですが、あまり中身を理解せずに購入している人が多いと考えられます。
◇J-REIT・リサーチ(毎月決算型)
J-REATを対象としたファンドで一番純資産総額が多いです。三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用しています。

「徹底した銘柄調査と市場分析による投資先Jリートの選定」をコンセプトとしたアクティブファンドです。

ベンチマークは設けないとしていますが、運用報告書では参考指標として東証REIT指数と比較しています。概ねベンチマークと同じような運用実績ですが、2014年末時点では少しベンチマークを上回りました。
分配金の実績を見ると毎月65円の分配金を出しています。調子の良かった2014年は収益金から100%出ていることもありましたが、収益以外(翌期繰越分配対象額)から支払われていることも多いです。翌期繰越分配対象額は、蓄えている利益を切り崩していようにも見えますが、投資家から集めた資金を分配しているだけです。翌期繰越分配対象額から分配金が支払われると、投資口価格は下落します。

信託報酬はアクティブファンドの割に安めですが、購入手数料2.7%は高いです。
基準価格8944円分を購入するのに購入手数料が223円、分配金が65円だと4ヶ月分にあたります。

購入手数料:楽天証券で2.7%
手数料0.548% (信託報酬0.541+その他手数料)
純資産総額 451,691百万円
[2015.5.26]
◇MHAM J-REITインデックスファンド(毎月) 『愛称:ビルオーナー』
2003年10月30日に設定された毎月分配型のインデックスファンドです。純資産総額が大きいです。

アクティブ運用を行なっているJ-REIT・リサーチ(毎月決算型)よりも運用手数料が高いのですが、ネット証券では購入手数料無料のノーロード投資信託となっています。
そこが人気となった理由でしょうか。
MHAM J-REITインデックスファンド(毎月) では分配金を毎月50円出していますが、J-REIT・リサーチ(毎月決算型)同様、収益以外を元手にした分配が行われています。
そもそも過去の実績やJリートの仕組みから考えて、「Jリートを対象としたインデックスファンド」に50円の分配金を毎月出し続けるポテンシャルはないと思います。そのため、ほとんどの期間で純資産を切り崩しながらの運用になると思います。(アクティブ運用を行うなら、高い利益を出し続ける可能性”だけ”はある。)

運用手数料0.70%
純資産総額 171,588百万円
[2015.5.26]
◇新光 J-REITオープン
東証リート指数をベンチマークとして連動する成果を目指している毎月分配型のインデックスファンドです。
最近は毎月70円の分配金を出していますが、J-REIT・リサーチ(毎月決算型)と同様に収益から得られた利益以外(翌期繰越分配対象額)から支払われています。
MHAM J-REITインデックスファンド(毎月) と同様、仕組みから見てほとんどの期間で純資産を切り崩しながらの運用になると思います。
運用報告書には「安定した分配を実施する方針」とありますが、分配金を出すことだけが目的であり、利益が出た出ないは一切考慮されないのです。

運用手数料0.70%
純資産総額252,851百万円
ファンドオブファンズ形式
◇ダイワ J-REITオープン(毎月分配型)
新光 J-REITオープンと同じく、東証リート指数に連動する毎月分配型インデックスファンドです。こちらも賃貸収入から得られる利益を大幅に上回る80円という高い分配金を毎月出しています。投資先としてはおすすめしません。
運用手数料0.78%
純資産総額157,831百万円
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