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トルコと南アの政策金利引き上げは明と暗?


トルコの政策金利が0.5%引き上げられて16.25%とすることが発表されました。先日の南アの金利引き上げと合わせて、私のスワップ収入は月4万円程増えそうですが、あまり喜んでもいられません。トルコの金利上昇幅は予想を下回り直後は少しリラが売られたようですが、今日は買われてTRY/JPYは88円に迫ろうとしています。一方、南アランドは政策金利発表までに売られ続けたにも関わらず、トルコと同じ0.5%引き上げであったにも関わらず、発表後も売り込まれました。両者の違いを分けたものは何でしょうか?南アの中銀総裁は政策金利発表前に大幅利上げを示唆していました。これを踏まえて市場は1%の利上げを織り込んでいたようですが、0.5%でも失望売りを誘いました。理由は大きく2つでしょう。●大幅利上げが必要な状況で、0.5%の引き上げでインフレを抑えこめるのか?●大幅利上げを示唆しておいて、数日後に0.5%を発表するなんて南アの当局の判断力と舵取りは信用できない。ヘボ!後者の影響の方が大きいのではないでしょうか?南ア中銀の声明では今後もインフレ悪化の可能性が高いと述べています。一方、トルコは同じく1%利上げの市場予想に対し0.5%の利上げだったにも関わらず、売られたのは発表直後で限定的でした。トルコ中銀の声明では、インフレを抑え込めると前向きに表現され、かつ、必要があれば今後の利上げも辞さないと表現されています。これを市場はポジティブに捉えたのでしょう。トルコは近年ハイパーインフレに苦しんだ経験もあり、私個人も南ア当局との対応とは温度差を感じました。インフレの恐怖を痛感しているトルコの適切な対応と南アの甘い対応が今後も明と暗をわけるかも知れません(テキトー発言です)。そうは言っても、トルコリラはもう安値圏とは言えないところまで登ってきてしまいましたね。昨年のように100円を目指すと思えば、まだまだ買いなのでしょうが私にはわかりません。南アランドもようやくドルに対して買われ反転したかに見えます。私は3月に取ったUSD/ZAR:売り8.16のポジションに入れていた逆指値を値洗後の8.31に変更しました。悪材料一旦出尽くしで揉み合うかランド買いに傾くと読んだのですが、今のところ正解です。変更しなければ刈られていましたが、今は8.00までランドが買われています。このまま反転すれば、テクニカル的にはUSD/ZARがダブルトップ形成ということになり、ランド買いのシグナルとなりそうなので、ランドのポジション取りたい方は注目した方が良いと思います。(テクニカルには疎いのですが、ダブルトップ位は私でも知っています。)結局何が言いたいかと言うと、トルコより南アの方が若干暗と見ますが、今買うなら割安感のあるランドかな~と。P.S. 私はどちらも当面は追加買いの予定はありません。
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