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国内ETFと海外ETFの比較

海外ETFは香港市場に上場している中国ETF、シンガポール市場に上場しているETF、米国市場に上場しているETFなどのことを言います。
国内ETFは日本の市場に上場しているETFです。海外で運用されているETFでも日本市場に上場すれば国内ETFとして同じ扱いになります。

ここでは特に海外に投資する際の国内ETFと海外ETFのメリット、デメリット、特徴について比較していきます。
◇運用実績
世界的にETFは1989年に始めて登場しました。
アメリカでは1993年にSPDR S&P 500 ETF株が始めてETFとして設定されました。今では世界で最も歴史が古く、純資産が大きいETFとして知られています。(2014年11月末で約22兆円) 諸経費率0.0945が低いところも注目されています。

日本では1995年にスタートし、2007年に規制緩和が行われたことで様々な商品が登場してきました。海外ETFと比べると運用実績はやや短いです。
ただ、ETF自体がそれほど歴史ある商品ではないので差は大きくないとも言えると思います。
◇純資産
海外ETFには30個以上のETFが純資産1兆円を超えるものが30個以上あります。
国内ETFにも日経225連動型上場投資信託(1321)など1兆円を超える純資産のETFもありますが数は少ないです。ただ、投資対象と考えている純資産50億円以上のETFは国内に40以上あります。
◇出来高、流動性
日本では日系レバレッジ指数ETF(1570)の出来高が1番多く、1日1000万株を越える取引があります。
ただ、海外ETFのSPDR S&P 500 ETF株は月間出来高が39億株と桁違いです。他にも海外ETFには1億株を越えるETFがたくさん購入できます。

モーニングスターのETF一覧ページは国内ETFの出来高が1日単位、海外が月間単位なので比較には注意が必要です。

投資対象としては、1日1万株以上の出来高があるETFであれば良いと考えてます。
◇ETFの数、種類、選択肢
海外市場には1000を越える数多くのETFがあります。そのため、選択肢は多いです。
しかし、日本市場のETFも確実に増えてきています。
2014年11月末でETF163本、ETN27本があります。ただ、大事なのは量より質だと思います。
日本市場には海外の人気ETFが重複上場していることま増えてきたので、国内ETFとしてかいがの人気ETFを購入することできるようになってきています。
◇金額
国内ETFも海外ETFも購入単位は1株単位のものが多いので、数万円から投資できます。
◇手数料
海外ETFは、国内ETFに比べて信託報酬の安いものが多いですが、購入手数料が高いです。ETFの場合、購入手数料は通常の株式と同じです。
楽天証券の場合、国内ETFは1取引あたり税込み150円で購入できますが、米国ETFは27米ドル必要となります。

マネックス証券は海外株式に力を入れており、米国ETFの購入料金は約定代金の 0.45%(最低手数料5米ドル、手数料上限 20米ドル)となっています。
◇税金
確定申告の手間を省いてくれる特手口座ですが、これまで海外株式は対象外となることが多かったですが、少しずつ対応するようになってきました。2012年にマネックス証券が海外株式の特定口座対応を開始し、楽天証券も2014年12月から対応します。

ただし、外国と国内で2重課税になる問題は解消されないので、確定申告で外国税額控除を行わないと必要以上に取られた税金を取り戻すことができません。
◇為替リスク
海外に投資する場合、国内ETFも海外ETFも為替リスクがあるのは同じです。
◇取引方法
国内ETFの取引方法は国内株式と同じです。海外ETFは、米国市場であれば米国株式と同じ、中国市場であれば中国株式と同じです。

従来は、あらかじめ米ドル資金を用意しておく必要がありましたが、楽天証券、SBI証券のように日本円で購入できるようになってきています。
◇まとめ
海外ETFのほうが種類は豊富ですが、投資の規模がそれほど大きくないのであれば、手数料や手間の面から国内ETFで良いと考えます。
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