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元本確保型投資信託

元本確保型投資信託とは、予め定められた償還期間で解約する際、預け入れた元本を保証してくれる投資信託です。元本割れのリスクを嫌う日本人に人気が高い投資信託です。元本確保型投資信託は申し込み期間が決められている単位型(ユニット型、クローズ型)です。

元本割れという投資家にとって一番恐れるリスクを回避してくれる魅力的な投資信託のようにも思えますが、中身は中々伴っていないものが多いようです。元本確保型投資信託では、投資信託の運用会社が運用失敗時のリスクを吸収してくれるわけではなく、そもそも失敗しないような運用をする仕組みとなっています。

元本確保型投資信託では、運用会社は集めた資金のうちほとんどを割引債などの安全資産に投資し、残りわずかの資産をリスクが高くても高いリターンが狙えるアクティブファンドに投資します。安全資産は中長期の運用期間のうちに投資家が投資した元本額まで増えるので、アクティブファンドの結果がどうなろうとも、元本割れしないというのが元本確保型投資信託の仕組みです。

運用会社は結局何のリスクもとっていないわけですが、元本確保という名の下に手数料が割高に設定されてたり、成功報酬として利益の一部を運用会社に取られることがあります。また、元本確保型には100%確保だけでなく80%確保や90%確保などもあるので注意が必要です。

他に注意したいのは、預けた金額にたいして利益が出しにくいことです。例えば100万円預けていても、アクティブに運用されるのが10%の10万円だとすると、アクティブファンドで50%の利益を出せても総資産は105万円にしかならないということです。

途中解約する際は、その時の価格から解約手数料を除いた分が返ってきますが、多くの場合は元本割れとなります。

元本確保型投資信託は投資家にとってお得なわけではありません。元本割れを起こさない仕組み自体はよく使われる手法なので個人でインデックスファンドとアクティブファンドを組み合わせて元本確保の仕組みを作るのがお勧めです。
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