中国北西部でペスト発生・・・1人死亡、151人を隔離

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中国北西部でペスト発生・・・1人死亡、151人を隔離

 まぁどの道、中国なんて用が無ければ行かない方が良いけどね。

 http://news.searchina.net/id/1538135

 ”中国北西部の甘粛省酒泉市政府は17日、同市管轄下の県級・玉門市でペストにより1人が死亡したと発表した。死亡した患者と接触した151人を隔離し、予防薬を投与すると同時に観察を続けているという。中国新聞社が報じた。

 患者は16日に死亡した。詳細な居住地や治療した医療機関、発症から死亡に至るまでの経緯は発表されていない。甘粛省、酒泉市、玉門市の専門家がペストの症状と判断。患者から採取したサンプルを検査したところ、17日になりペスト菌の存在が確認された。

 当局は17日午後、患者と密接な接触をした151人を隔離し、予防薬を投与すると同時に観察を続けている。今のところ、異常を示した人はいないという。

 感染の拡大を防ぐため、酒泉市当局は玉門市旧市街、赤金鎮、赤金鎮西湖村に検疫所や隔離地区を設けた。

 ペストはもともとネズミなどの齧歯類(げっしるい)に流行する病気で、ネズミなどからノミなどを通じて人に感染することが一般的。

 人に感染した場合、まずリンパ腺が腫れる(腫ペスト)。ペスト菌はさらに肝臓や脾臓で繁殖して強力な毒素を発生する。毒素により脳や心臓が衰弱し、病状が進行すると多くは1週間程度で死亡する。死亡率は50%-70%。

 それほど多くはないが、腺ペスト患者の肺でペスト菌が増殖すると、せきなどでペスト菌が飛散。ペスト菌を吸い込んだ人が気管支炎や肺炎を起こす(肺ペスト)。肺ペストの場合、人から人へ直接感染する。肺ペストの死亡率はほぼ100%で、発症後2、3日で死亡する。

 モンゴル高原から中国北西部にかけての草原には、タルバガンという齧歯類が生息する。タルバガンは平原でしばしば立ち上がるという習性がある。本来は周囲を見渡して敵の有無を確認するための動作だったが、古くは弓矢で、その後は銃による、恰好の狩猟の対象になった。現地住民は古くからタルバガンの肉や毛皮を利用してきた。

 タルバガンの間にペストが流行し、狩猟の結果、ヒトにも感染することがある。”

 まぁそう言う訳で、不要不急でない人は、中国に行かない方が吉かな。


 しかし、今時ペストねぇ。まぁ記事からすればタルバガンって言うげっ歯類が怪しいって事なんだろうけど…。確か前に起こった鳥インフルの人間感染の原因は野味と呼ばれる野生生物の料理が原因だった気がするが、今回も似たような事が原因って事ですか。まぁ書かれている様にもう一つの可能性、つまり毛皮の為の狩猟の可能性も残ってますが。


 …なんにせよ中国みたいに国土が広いと疫病の根絶も難しいって事なんですかね?

 なんなんだかなぁ…。人間の医学も案外ちっぽけな物なのかも知れませんね…。


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