ドル円の来週の見通し 2/3(月)~2/7(金)
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★ドル円の見通し★
米重要経済指標が市場予想を上回っても
新興国発のリスクオフムードを変えられない状況で
売りが売りを呼び、消去法の円買いとなっている。
また、30日発表の独1月消費者物価指数・速報値の悪化に続き
翌31日のユーロ圏1月消費者物価指数・速報値が市場予想を下回った事で
利下げ懸念が高まり、ユーロ円が下落している事も
ドル円の頭を押さえている。
来週は
3日(月)米1月ISM製造業景況指数
5日(水)米1月ADP雇用者数
6日(木)ECB理事会・政策金利発表、ECBドラギ総裁・記者会見
7日(金)米1月雇用統計のビッグイベントが予定されており
特に注目度が高い
ECB理事会・政策金利発表で
利下げを含めたサプライズがあるか否か
米1月雇用統計の結果で市場予想を上回るかどうか
更に前月分が上方修正されるかどうかが大きなポイント。
市場のセンチメントが変われば
中長期の上昇トレンドが崩れていないだけに
再上昇しそうだが
イベントに失望する結果となれば
もう一段の下落は避けられない所。
市場では
1月29日安値101円83銭、1月27日安値101円75銭
昨年12月5日安値101円61銭が
下方向の直近ターゲットとなっているが
オーバーシュートする場合
一目均衡表・雲の下限(月曜:101円05銭、火曜日~金曜日101円15銭付近)
一目均衡表・週足基準線(100円61銭)が視野に入る事もあり要警戒!
なお、本日(2月1日)発表の
中国1月製造業PMIは市場予想(50.5)に対して結果50.5。
前回値51.0を下回る内容。
また、内訳は以下のようになっており芳しくない。
(新規受注 52→50.9)
(新規輸出受注 49.8→49.3)
(雇用指数 48.7→48.2)