ドル円の来週の見通し 12/23(月)~12/27(金)
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ドル円の見通し
債券市場のプレーヤーの一部が
米FRBによるテーパリング(量的緩和縮小)開始は
来年まで見送られるとの見通しを持っていた事で
ポジション調整による売買を迫られた為
米国債利回り(10年債・30年債)が急低下。
ドル円が一時103円台に下押しする材料となった。
日米の金融政策の方向性の違いは
(米FRB・金融政策引き締め方向、日銀・金融政策緩和続行)
ドル高材料であり、ドル円を下支え。
ドル円は、米経済の景気回復を経済指標データで
確認しながら上昇する形が想定される。
来週は、クリスマスを挟むことで
大半の市場参加者がいない一週間。
それだけに、短期筋が相場の原動力となる為
思わぬ上下にも注意したい所。
現状、上方向では
104円75銭、105円にバリアオプション。
下方向では
103円80銭、60銭、50銭に厚い買いオーダー。
また、サポートポイントとして
103円48銭(12/5安値-12/20高値フィボナッチ38.2%戻し)
103円38銭(一目均衡表・転換線)
103円12銭(12/5安値-12/20高値フィボナッチ50.0%戻し)が
市場で意識されている。