15年前の一喝

[ネットマネーに出た株リーマンさん]

今日はちょっぴりいい話？

それは小学６年のある授業中のことだった。

こらぁあっ！


今まで怒られた中では過去最高の声の大きさとともに、その一声に
込められた思いを15年後に改めて気づかされるとはは夢にもなかった。

私は、決して推薦されようが学級委員のような顔が目立つ役割をす
ることは避け、自分がいかにたくさん遊べるかということに注力し
ていた。そう、その日も私は宿題を予想し、授業中に出題されるで
あろうものを授業中にばれないようにばれたのだ。

その時はなんでそんなに怒るんだという疑問しかなかったが、今思
うとそんないい加減でセコい人間になるなよという思いが込められ
ていたかのように思える。それから私は、ある事が非効率と分かっ
ていてもやり通すことを貫いた。例えば、書いても書かなくても何の成績にも結びつかな
いと思われる感想文。これも真面目にほぼ全部埋めるようになっていた。

今はどうだろうか？実用書を読みあさり効率的な作業や仕事をする
ために日々改善、改善の毎日だ。ただし、あの一喝の思いはまだ私の中に生きている。

その時私に一喝した先生は、正義感が強く異動させられたりしたが、その後若くして校長になったと聞く。