選挙だ。
巷では自民党の圧勝という予測が多いが、私の周りはそうでもない。
実際、自民党員自身が「それほど熱気は感じない」と述べているニュース記事を見た。
そう、熱気はない。
また、別のニュース記事で、「消極的選択で自民党」という文章を見た。
そうだ、消極的。
われわれは、自民党を勝たせるかもしれないが、自民党に期待しているわけではない。
期待も失望もしていない。そもそも失望とは期待するからするものである。民主党が政権を取った後のように。
この、「熱気のなさ」「消極的」とは、批判的意味合いがあるが、良く言えば、今度の選挙において、国民は冷静に投票する、ということではないだろうか。
「熱気のなさ」「消極的」とは、「冷静である」ということだ。
物は言い様。しかし言い様に騙されてしまうのが人間である。
そして株も言い様で動くことはある。