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7本目のバナナさんのブログ

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めもめも

 30日の東京株式市場前場は反落した。日経平均株価の前引けは前日終値比85円18銭安の8571円90銭で引けた。TOPIXは同8.81ポイント安の718.22と反落した。東証一部の出来高は概算で7億6230万株、売買代金は4341億円と商いは引き続き低水準だった。

 前日の米国株式市場は祝日明け3日休場後で、大幅に反発した。ダウ平均は前週末比125ドル86セント高の1万2580ドル69セントと約2週間ぶりの高値で引け、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数も同33.46ポイント高の2870.99で終えた。中国政府が景気刺激策を実施するとの期待から、アジアの株式相場が上昇、加えてギリシャのユーロ離脱懸念が後退し、欧州株式市場も上昇した流れを受けた。

 しかし、本日の東京市場では、スペインの銀行の不良債権問題を背景に、金融システム不安が高まり、為替が円高ユーロ安で推移したことを受けて、小幅反落の19円安で寄り付いた。寄り付き前の外国証券(9社ベース)経由の売買動向は売りが1180万株、買いが1830万株で差し引き650万株の買い越しだった。

 日経平均は19円安で寄り付き、中盤になると、輸出関連株の売りや大手銀行株の下げがやや加速。また、中国政府が大規模な景気刺激策を打つことはないとの見方が伝えられ、景気への期待感が後退。85円安のほぼ安値引けで前場の取引を終えた。 

 業種別では東証33業種中、上げたのはガスの1業種のみ。保険が2.88%下落、ガラスが2.62%下落、石油が2.27%下落などが下落率の大きかった業種。東証1部の値上がり銘柄数は全体の18.7%を占める310銘柄にとどまり、74.3%を占める1231銘柄が下げた。

 後場に向けては、為替とアジア市場の動向が注目される。
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