野村ホールディングスが昨年夏から千葉県で運営を始めた畑で、初めてトマトが収穫されたそうです。
証券会社とトマト栽培という不思議な組み合わせですが、味はスーパーで売っている商品に負けないぐらいおいしいそうです。
企業の農業参入に関する規制が緩くなり、外食や流通大手などが相次いで取り組みを始めるなか、野村HDは2010年9月に新会社をつくり、金融機関として初めて参入したそうです。
ただ、農作物の生産がメーンではなく、もうかりにくいとされる日本の農業に、企業経営のノウハウを持ち込み、どうやったら利益をあげられるか、生産者などに指南するコンサルタント事業が柱となるようです。
今回のノウハウがどの程度役に立つか、腕の見せ所ですね。