マーケットを主導するユーロがギリシャ政府と民間債務団の交渉状況を見守るモードに入っていて動きが出にくくなっています。週末に交渉決裂が報じられた同交渉は、今日から再開が報じられています。ただ、現状では民間債務団があっさりと折り合う可能性は低く、今週発表された格付け会社フィッチのアナリストレポートで3月20日に予定されるギリシャの約145億ユーロともいわれる大量の償還についてギリシャ政府が資金を用意できず、デフォルト(債務不履行)に陥るという見方を示すなど不透明感が漂っています。債務団側としては、無秩序なデフ...