ビールマンさんのブログ
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PBR
PBRは最近まで見もしませんでした。しかし、今は考慮しないといけないかなあと思うようになっています。
①PBRは「1株当たり自己資本=企業の解散価値」の何倍かを表す数字と言われています。株式投資は将来利益を生んで還元されるためにするものであって、解散して財産を分け合うためにするのではない。従って、解散価値など余り意味がない。
②土地とか株式などの資産は取得価で表記されているため、1株当たり自己資本そのものが正確でないため、PBRは実態と大きくブレル可能性がある。
③今は、減損会計、時価会計が導入され実態に近いものになっていますし、M&Aでは解散価値が出発点になることから、少しは使える指標になってきたかなと思っています。
④それでも、PERが適正水準であるかどうかを判断する補助的な指標のような気がします。
⑤最近、欧米に比べてPBR低いから割安との意見を耳にしますが、PERはむしろ高いのですから「資本効率が悪い」を表しているに過ぎないと言えなくもありません。
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