ビールマンさんのブログ
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PER
私は投資の物差しとしてPERを最も重視している。
株価は常に上下動を繰り返しているが、最終的には「利益に連動する。
PERはその利益の何倍まで買われているかを表す数字ですから、PERが大きい数字なら「高い」と言えるし、小さいと「安い}と言える。
しかし、①特殊要因(特別損益の部等)含めて、当期利益の内容を考慮する。②将来の利益成長性を考慮する。必要がある。
日経平均レベルでは18倍を標準に±2が適正価格と考えている。市場は気まぐれだから「適正価格」をはみ出しことも往々にしてあり得る。
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「②将来の利益成長性を考慮する」は重要ですね。
私はキャッシュフロー(CF)計算書の「投資活動に関するキャッシュフロー」なんかを併用して、将来性を判断することがありますね。
損益計算書や貸借対照表では、その企業が採用する計算方法によってごまかしがききますが、その点CF計算書は正直ですから。
私はキャッシュフロー計算書はほとんど見ません。財務ではほとんど「売上高」と「利益」のみです。
キャッシュフローのどのような状態を「成長性あり」と判断するのでしょうか?よろしければ教えて下さい。
ハイテク株などを中心にPERが30倍以上などつけることが良くあります。将来への期待や人気を含んだ価格ということになるでしょうか。 ただそうですね安全域として私の基準は15倍程度でしょうか。。。 また短期のキャッシュフローが問題で黒字倒産しないためにキャッシュフローの判断や、全資産に対する負債の割合など他にもいくつか私は判断基準で使っています。 デーパートに買い物に行って安いから購入ということはしないですよね。 商品の質や壊れないとか長く使えるなど他に気にする点があると思いますが、同じ視点を投資に活かすとよいかもですね。
初めてなのに生意気ですいません。
決算数値は政策によって大きく変わり、数値だけでなかなか判断できないですね。例えば、土地、建物を所有するのか借りるのかで自己資本比率も大きく違ってきます。また、今は「債券化」の方法もありますので、本当に数字を読むのは難しいですね。
私がCF計算書を見るのは、当該企業が大規模な設備投資や企業買収などをする時が中心ですね。
細かいところまで見るというよりは、過去のCFの実績などからその買い物が全体の中でどれ位のインパクトを与えるのかとか、その事業がそれだけの価値のあるものかどうか見定めるのに使います。
最近のケースでは、東芝のウェスチングハウス買収なんかでしょうか。
企業は永続的に成長するのが使命ですので、自社株買いをするよりは、こういう決断をしてくれる方が好きな方ですね。
とはいえ、東芝の場合は、私にはちょっと攻めの経営が過ぎるように感じられ、買う決断まではできませんでしたが・・・