海外の動向に神経質に反応する展開が続きそうです。
今日の日経平均株価は、CMEの日経先物価格(円ベース)8,650円の近辺での寄り付きとなりそうです。
個人的な印象ですが、マーケットが米国の動きを意識するときは米株先物、欧州が気になるときはユーロ円が日経平均株価のザラバの動きに反映しているようです。
米国雇用統計を通過して、再び欧州に注目が集まると見ています。
7日のドイツ国債入札、8日のECB理事会、8-9日のEU首脳会議を控え、ユーロ円から目が離せません。
気になるユーロ円ですが、1分足で見るとユーロ高に振れてスタートしています。
したがって、多少楽観的なムードが支配的な気もするのですが、ドイツの対応次第では状況が一変する可能性もありますから、油断はできません。
また米国も重要な経済指標の発表が続きます。今日は10月の製造業受注と11月のISM製造業景況指数の発表が予定されています。
このような状況で、日経平均株価のザラバの展開も予想しにくいところですが、欧州の動向の比重が多少高まることを考慮して、堅調気味な小動きと考えています。
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