2月3日 １月米雇用者数、１万7000人減少

[東京228堂さん]

一週間の日経平均株価の推移 　
1月25日 13629.16　2月1日　13497.16 －132
今週も下落しました。

週末のアメリカ市場は
NYダウ 12,743.19 ＋92.83
NASDAQ 2,413.36 ＋23.50
１月米雇用統計・非農業武門雇用者数は１万７０００人減少と、
予想を大幅に下回り２００３年８月以来初めてマイナスに転じたが、
ＩＳＭの１月製造業景気指数が５０．７と予想外の上昇となったこと、
マイクロソフトによるヤフーへの買収が好感されたようです。

来週のアメリカ市場は
12月製造業新規受注・出荷・在庫、スーパーチューズデー、
1月ISM非製造業景況指数、12月卸売売上高など。

来週の日本市場は
12月景気動向指数速報、12月機械受注統計、12月機械受注統計、
1月マネーサプライ、1月景気ウォッチャーなど。


『米労働省が1日発表した1月の雇用統計（季節調整済み）によると、
非農業部門の雇用者数は前月に比べて1万7000人減った。
前月の改定値である8万2000人増から急減速し、2003年8月以来、
4年5カ月ぶりの減少に転じた。
　1月の失業率は4.9％で、前月より0.1％低下した。
平均時給は17.75ドル（約825円）。前月比で0.2％上昇、
前年同月比では3.7％上昇となった。
　1月の雇用者数は7万人増とみていた市場の平均予測を大幅に下回った。
昨年11月の増加幅は11万5000人から6万人に下方修正、
昨年12月の増加幅は1万8000人から8万2000人に上方修正された。』

過去の米雇用統計データ
http://rank.nikkei.co.jp/keiki/beikoku2.cfm

『就業者数の内訳は、物品生産部門が５万１０００人減。
このうち製造は２万８０００人減、建設は２万７０００人減。
サービス部門は全体で３万４０００人増と１２月の１４万３０００人増から
後退した。同時に発表された失業率は４.９％と前月から０.１ポイント
低下した。』
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/worldecon/119873

『堅調な雇用はブッシュ政権にとって経済政策の成功をアピールする際の
重要な要素だった。ブッシュ大統領は、雇用統計が発表されるたびに声明を
出し、先月も「５２週連続の雇用者増を達成」と経済政策の成果を
強調していただけに、雇用者減は政権にとっても大きな痛手となりそうだ』
http://www.mainichi.co.jp/universalon/news/prt/0202m148-203.html

発表後の米市場はIMSや企業買収により大幅続伸しましたが、
マイナスが数ヶ月続くと厳しそうです。
まあけっこう振れ幅のある統計のようなので、
改訂があるかもしれませんが。

それでは今日はこれで失礼します。