千年に一度津波が襲うと警告する神社が仙台市にあります。
前回の津波は貞観11年(869)なので何時起きてもおかしくなかったのです。
若林区にある浪分神社です。
津波で波が来た所に建てられていたのです。
当然この神社より下には家を建ててはいけない訳です。
所が人々はそれを無視して街を作ったそうな・・・
懲りないのですね。
ところで最澄の言葉に忘己利他(もうこりた)「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」と言うのがあります。
自分が被災しているにもかかわらず他人の為に一生懸命復興を考えている人々を見て、瀬戸内寂聴さんはもうこりただと感動したとかしなかったとか・・・