首相は年頭記者会見で、昨年末に「内閣改造検討」と報
道されたことについて「どなたのいたずらか知らないが、
私の意に反することだ」と言ってみせた。
首相が昨年末改造に前向きだったことは確かだし内閣支
持率低下を打開するための最高の戦略と思っていたが
、人事をめぐる自民党内の不満の噴出は避けられないう
え、新閣僚の「政治とカネ」の疑惑も露見しかねないと
の懸念が二の足を踏ませたんだろう。
3月末には政権公約としていた年金記録の統合が不可
能であることが確実となるし道路特定財源である揮発
油税の暫定税率を延長する予算関連法案などをめぐって
与野党対立が激化し、情勢が今以上に緊迫することが否
めないので年初の改造は絶好のチャンスでもあったが
、首相は、決断出来なかった。 それは自信のなさの表
れで「改造で政権浮揚へ」との選択肢を封印した首相に
とって、いばらの政権運営が続くことになるだろう。
就任100日を過ぎても「福田カラー」を出せず、
「何をしたい内閣なのか分からない」と思うし自民党
内にも批判が渦巻いているようだ。
70を過ぎて怖いものは何も無いはずなのに何もしな
いし何も出来ない来年になれば何か変わっている?
当たり前のことで貴方がいなくても変わっていますよ!