【イオン】GMS事業を中心に全社ベースの収益力

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【イオン】GMS事業を中心に全社ベースの収益力

GMS事業を中心に全社ベースの収益力が改善している

<GMS事業の回復が目立つ>
株価に上値余地があるとの見方を継続する。先に発表した3Q累計(3-11月)決算でGMS(総合スーパー)事業の収益力が改善していることを改めて確認できたからである。これまで不振を極めたGMS事業の収益構造改革に目処がつけば、成長が期待されるアジア事業に経営資源を重点配分することが可能となる。同社は最悪期を脱しつつあるとともに、新たな成長に向けての準備が着々と進んでいる印象を受ける。
<3QのみのGMS事業の既存店は前年同期比+3.6%>
11/2期3Q累計は、営業収益3兆7,323億円(前年同期比0.1%増)、営業利益933億円(同67%増)となった。主力のGMS事業の収益改善が鮮明になったことに加え、SM(スーパーマーケット)事業や戦略的小型店事業、専門店事業、アセアン事業、中国事業なども増収増益を維持した。とりわけ GMS事業は収益構造改革の効果による粗利益率の改善に加え、既存店売上高も3Q(9-11月)に前年同期比で増加(+3.6%)に転じた。このため、 3Q累計の営業利益は73億円(前年同期は▲128億円)となり、差引き201億円損益が改善した。
<12/2期も全社ベースで回復が続こう>
11/2期の営業利益は上期決算時に上方修正されたレンジ上限での着地となろう。続く12/2期もGMS事業を中心に回復基調が続く可能性が高い。国内 GMS3社の統合(イオンリテール、イオンマルシェ、サティ)効果も期待できるだろう。リスク要因は、消費不況の長期化、コスト構造改革のペースダウン、など。
(西村 尚純)


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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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