株券、先物ともに売買金額が回復基調を取り戻しましたね。右肩上がりのグラフは見ていて気持ちが良いものです(笑)
為替の円高基調を考慮すると、ドル換算では海外マネーの流入量がグラフで見る以上に増えてきていることになります。
”円高=株安”を基本概念とし、株価が為替に連動しなくなったという論調を続けているアナリストがまだ多いようですが、発想がずれているような気がします。
今は”円高=株高”を基本とした為替連動になっているのではないでしょうか。
海外投資家の立場で考えてみると、少し前までは円高でロングポジションを利益確定する流れが確かにあったと思いますが、円換算で値動きのない銘柄でも為替の円高の所為でドル換算で見ると株価が上がってしまう訳ですから、利益確定売りが一巡していれば、ショートポジションを減らしてロングポジションを再度、積み上げておかないと、収益を得る機会を逃すことになると思います。
株価の押上げを狙って買い上がらなくても為替が株価を上げてくれる訳ですから、海外投資家としては”とりあえず買っとけ”って感覚になると思うのですが、どうでしょ。動く歩道の上なら止まっていても前に進むし、ゆっくり歩くだけでも勢い良く進んでくれますからね(笑)
素人考えですが、理屈としては間違っていないと思うのですが...