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金融危機脱出のプロセス

私が贔屓にする経済評論家 山崎元氏のコラム、ダイヤモンドオンライン「山崎元のマルチスコープ 第74回2009年4月1日」より 

端的に言って、当面、最も重要なのはストレステスト(金融機関の経営状態の査定)の結果であり、発表の仕方だろう。日経新聞の27日の夕刊に、同紙とブルッキングス研究所がワシントンで開いた共同シンポジウム(テーマは「日本の失われた10年-米国への教訓」)において、竹中平蔵・慶応大学教授が「金融機関に公的資金を入れるだけでは解決しない。厳格な資産査定が必要というのが、日本の苦い経験から得た教訓だ」と発言したことが報じられていたが、これは、まったくそのとおりだと思う。

 金融危機脱出の要諦は、一に流動性の確保、二に損失額の確定、三に十分な資本の手当てだ。米国の場合、一番目の要件はクリアしたが、依然として金融機関がどれだけの損を抱えているのかということに対する市場の疑念が晴らせていない。

現在米財務省は4月末期限でストレステストは実施しており、その結果が注目される。
そして、先日のブログでも書いたが、「ユーロ圏金融機関のストレステストは実施されているか?」という点をよく考えておきたい。

最後に、備忘録として4月末の注目イベントを記す。
・米金融機関ストレステストの結果
・日本企業、3月期決算の発表
・クライスラー、フィアットの提携交渉の行方

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