昨日の市場動向
日本市場は、方向感乏しくもみ合い。FOMCの様子見などから材料難で、小安く始まった後は緩やかに上昇したが、出来高は低調に推移した。 アメリカ市場は、全般的に好調なアジアや欧州の株式市場の流れから反発してスタート。その後に発表されたISM製造業総合指数は予想より下回ったものの、節目の50を超えたことが好感され上げ幅をいっそう強め、為替も円安とドル安が進行。しかしFOMCのゼロ金利維持が発表されると、乱高下の後上げ幅を急激に縮小。ダウ反発、ナス反落・S&P続伸と小幅にまちまちな動きとなった。原油と金は続伸し、金は連続の最高値を更新した。
主なニュース
9月中間決算、大手6商社は前年同期比で減収減益も収益改善傾向が鮮明。 日産、22年3月期の営業益1000億円の赤字から1200億円黒字へ上方修正、最終損益も赤字を大幅に縮小。
昨日の主要指標日経平均 9,844.31 +41.36TOPIX 881.27 +0.73 東証一部出来高 16.7億株NYダウ 9,802.14 +30.23CME日経225先物 ¥ 9,860 (大証比+40)NY原油 80.3$↑ NY金 1087.3$↑ USD/JPY 90.7↑ アジア株 全面高 欧州株 全面高 北・中南米株 全面高
本日の外資系注文動向売り2150万株 買い1860万株 290万株の売り越し(2日連続)
本日の日本市場は、引き続き様子見の展開か?FOMC通過は決めてとならず、今晩には英・EU中銀の政策金利、明日には米雇用統計と、注目の経済発表があるため動きづらい。