昨日の市場動向
週明け日本市場は、一足先に始まった為替で、ドル円が88円前半・ユーロ円130円割れ・ポンド円140円割れ、など急激に円高が進み先物主導で大幅安スタート。その後も下げの勢いは止まらず、後場には一時、日経平均が10000円割れ、TOPIXも900ポイントを割り込んだ。新興3市場も下落し、2営業日連続の全面安となった。 アメリカ市場は、寄り付きから大きく上昇し堅調な動き。M&A関連の発表が相次いだことや、原油が反発したことが相場を活気づかせる結果となった。主要3指数は4日ぶりに反発し、ヨーロッパなどの市場をも全面高へと牽引する主動力となった。
主なニュース
藤井財務相の円高容認発言に追撃。御手洗経団連会長「しばらく静観、市場介入は望まない」
昨日の主要指標日経平均 10,009.52 -256.46TOPIX 902.84 -19.83 東証一部出来高 21.2億株NYダウ 9,789.36 +124.17CME日経225先物 ¥ 10,205(大証比+175)NY原油 67.1$↑ NY金 992.8$↑ USD/JPY 89.6→ アジア株 全面安 欧州株 全面高 北・中南米株 全面高
本日の外資系注文動向売り2990万株 買い1860万株 1130万株の売り越し(4日連続)
本日の日本市場は、3日ぶり反発の予定だが、依然として円高水準にあり、大証の先物気配も弱い。場中でダウ先物や上海株がヤラれると、再度10000円割れにもなりかねない。