るきるきさんのブログ
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日々投資090910+注目銘柄
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植草一秀の『知られざる真実』
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昨日のダウはベージュブックを好感し小幅高。それを受け堅調に始まった日本市場でしたが、徐々に値を切り上げ、終わってみれば+201円の大幅高で引けることになりました。ベージュブックの内容のみを考察しますと米国では底打ちから一段階改善され、緩やかながら回復の足音が聞こえてきたというような感じでして、安心感を与えるものではあったと思います。
ただ、寄り前に発表された機械受注などは良くないもので、また為替が依然として改善されていない状態で、これほどまでに上げる要素がどこにあったかというような話になると、正直なところ、どうにもこうにも説明がつかないわけです。アジアやオイルマネーの買いも入っていたそうですので、そういった影響もあるのでしょうが、やはり大きな原因はSQに絡むポジション取りであったということだと思います。率直に言えば、買い側に非常に気合いが入っていた一日ではありました。
経済が底打ち段階であるか回復が見えてきたかはさておき、現時点で正確に理解できることを端的に現せば、「金融問題は一部は改善傾向と言えるがほとんどは棚上げされた」です。先日、米キャップマーク社の破綻について取り上げましたが、問題は金融ですから、金融がまたどこかでおかしくなれば(もしくはおかしなことが暴露されれば)、元の木阿弥になる可能性を多分に孕んでおり、楽観的になるにはまだまだ早すぎるように思えます。経済の回復についてはだいぶ好意的な意見が主流となってきていますが、少なくとも私の知る限り、棚上げされている金融問題の解決策を含めた見通しというのはないように思えます。具体性のない意見は疑ってかかった方が良いでしょう。
さて、明日ですが、想定される流れとしては寄り高で週末の手じまいもあるでしょうから、軟調となるのではないかと思います。火曜日に売り(今日でも良いのですが)ポジションを取っていれば、高値圏にある銘柄ほ含み益が出ると思いますので、それをとりあえず来週まで持ち越しで良いのではないでしょうか。円高をスルーした動きは、繰り返してて来ましたとおり、SQに絡むものであると推測しているのですが、もしそうであれば円高を嫌気した売り(特に高値圏にある外需銘柄)が起こる可能性があります。飽くまでも私が投資筋であれば、ですが、今日あたりから為替への仕掛けを伴って売り崩したいところではあります。
反面、下値では買いたい向きもいるでしょうから、それほど崩れる動きになるとも思えないのも事実です。それほど地合が悪化しないのであれば、バリュー銘柄、特に連休まで間がないことを考えると超短期的に新興市場なども面白いような気がします。
注目銘柄
買い
3727アプリックス
2121ミクシィ
3627プライムワークス
2158UBIC
2175SMS
4839WOWWOW
3387クリエイトR
売り
踏み上げが怖いですが、為替と機械受注状況を考えれば面白いかもしれません。
6201豊田織機
7296FCC
6462リケン
7248カンセイ
7280ミツバ
7259アイシン
6995東海理化
7312タカタ
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