日々投資090907+注目銘柄

[るきるきさん]

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米国市場が休場のためでしょうが非常に閑散とした一日と言って良かったと思います。「閑散に売りなし」とは良く言ったもので、買い戻しの動きから大きく上げた日本市場でしたが、上値の重さは如何ともしがたいという印象を強く感じました。個別銘柄や低位株の物色は相変わらず旺盛ですが、市場全体が9月の下落を警戒しているために、なかなか手を出せないというのも事実であると思います。

「皆が思っていることは起こらない」というのが市場のアイロニーではありますが、かといって無視できるほどの根拠があるわけでもありません。特に為替に不穏な動きが見られますが、場合によっては一段高になる可能性も十分にありますし、米キャップマーク社の破綻の可能性が報じられるなど（http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200909070038a.nwc）、相変わらずマズそうは話題は盛りだくさんで、今日のようなあまり意味のない上昇の時には、打診的にでも何らか売っておいても良かったように思えます。

反面、相場としては少なくとも底堅い動きを続けているのであれば何らかのテーマを探そうとするでしょうから、材料には注意する必要があることも確かです。そう言う意味では、民主党がマニフェストであった温室効果ガス削減目標25％の実行を公言したことは短期的に注目しておいても良いところではないでしょうか。


注目銘柄

原発
昨日取り上げた6378木村化工機、5631日製鋼は大幅高。6466トウアバルブは引け前に駆け込み的に上昇となりましたが、二酸化炭素削減を掲げるのであればクリーンエネルギーが物色される可能性があります。二酸化炭素の削減と電力の安定供給という相反する状況が醸成されますので、特に原発は政策として重要視しなければならないという連想が働くことになると思います。

1983東芝プラント
6368オルガノ
1945エネシス
　オルガノ、エネシスは取り組みも良いです。セクター的に物色されればエネシスあたりは面白いのではないでしょうか。


太陽発電
実質効率はさておき、クリーンエネルギーでもっとも連想されやすいのが太陽発電セクターですが、政策期待と昭和シェルの工場設立などの材料がある反面、NPC、石井表記と主力銘柄の見通しが芳しくないこともあり微妙な強弱対立ではあります。そもそも期待を買う（バイオ関連と同じで）タイプではありますので、物色される要素はあると思いますが。

4043トクヤマ
6728アルバック

6336石井表記
6255NPC
　物色が拡大すればリバウンドもあるかもしれません。

6668プラズマ
6264マルマエ
　更に拡大すれば業績不振で売り込まれているこの銘柄にも思惑が出るかも（主にデイトレ用）。


風力発電
6268ナブテスコ
2677日風開
　テクニカル的にも注目。

5915駒井鉄工
6507シンフォニア
　大穴で。


他
3105日清紡
　インフルエンザ関連でもありますが、太陽電池関連でもあります。テクニカル的に注目。



売り

5401新日鉄
6315牧野フライス

6954ファナック
6506安川電機
　為替次第でしょうが。