日々投資090812

[るきるきさん]

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思わず大幅な下落をした感のある日本市場でしたが、米国の金融不安再燃や中国市場などの下落を考えれば、やはり底堅い動きであったと言っても良いと思います。株価の位置的にはSQに向けて10500円のラインがまず意識されることになると思いますが、幸いなことに米国市場が上げていますので、このまま大幅高になるようなことがあれば一段高もあり得るのかもしれません。

ファンダ的にはボロボロの環境ではあるものの、懸念されるSQ通過後にしても、スケジュール的には米SQや民主党期待で8月中は大きな崩れもなしに推移するような気もします。トレンドが出てくれないと困るのですが、ここは焦らずバリュー株狙いで良いのではないでしょうか。


さて、民主党が議席数に限らず、国民新党、社民党と連立するということですが、社民党が入っているからか日教組が入っているからか分かりませんが、国立追悼施設を建設するとかいう話が出ているようです。要するに彼らは日本の歴史について分かっていないということなのでしょうが、問題はここではありません（いやこれもかなりの問題なのですが）。

そもそも国際社会における日本の立場の脆弱さというものは、米国が主導した東京裁判という、およそ国際法からかけ離れたリンチインチキ裁判の是正を国がしてこなかったことにあります。極めつけが村山談話となるわけですが、自民党政権維持のために行われたこの愚行がどれだけ国益を損なってきたかを政治家は考える必要があります。

自民党が行ってきた政治を修正するということは、単に官僚主導体制を崩すことではなく、自民党が繋いでこなかった現在と未来を結ぶ繁栄の戦略を行うということであり、この繁栄の戦略の一部に官僚主導体制の改正が含まれるということに他なりません。自民党が残した負の遺産は借金ばかりではないということを、どうもこの政党も分かっていないらしい。

国際社会なんて言いますが、これはつまるところ、「国家間の駆け引き謀略戦闘をするためのリングが用意されています」と言っているに等しいわけです。このリングに足枷をつけて現在も上がります。未来の日本人にも未来も上がらせます。カモにされたっていいです。政権を取れるなら。と世界に公言しているに等しいわけです。靖国問題は日本と闘う際の各国の有効なカードであって、国家戦略という観点からはこれをどこかで打破しなければならない。政権交代した政党が村山談話を継承すれば、相手のカードがパワーアップするだけです。堂々と参拝する野田氏の方が正しい。

てゆうか、私、文化人類学が専攻でしたが、祀るべき対象がいない施設に祈ってどうなるというのか（笑）。そんな施設は世界のどこにもないし、良い物笑いの種でしょう。どうしてもやりたいなら、「国立追悼施設」とか偉そうなことを言わないで、供養塔にでもしておきなさい。バカらしい。

ダメだ民主党。

と言いたいですけれども（笑）、党首会談を見ていたら財源は予算を全部組み替えて捻出できると断言していました。ちょっとニヤリとした表情が印象的でしたが、恐らく民主党内では試算ができているのだと思います。というか、民間ではすでにこんな試算は上がってますし。官僚の抵抗を押し切ってぜひやってもらいましょう。

我々は国家の立て直しをやる。靖国とかそう言う問題は君たちの世代の課題だ。

というなら分かります。あちらを立てればこちらが立たない世の中なので、まあ、そういうことにしておきます。どっちにせよ他に方法ないし（泣）。

[リサ・ランドールさん]

　おはようございます

　るきるきさんの、もどかしい気持ちよく分かります。

　新聞も、テレビも、雑誌も、中途半端な、ことしか言えない状況にあると感じます。

　言論の自由は保障されているのですが、新聞も、テレビも、批判されることを恐れて、世論に迎合しているようですね。

　そういう私も、世の中の時流に乗って生きているので、批判する資格がないのですが、なにか出来ることはないかと、考えています。

　るきるきさんなら、お分かりになると思いますので、具体的なことは、書きませんが、心配なことの多い時代ですね。

[るきるきさん]

リサランドールさん

こんにちは。コメントをありがとうございます。

マスコミに関しては現場レベルだと頑張っている方もいるようですが、公権力が介入できるようなシステムではやはり公正な立場を貫くのは難しいでしょうね。自らのイデオロギーのために不正確な情報を流すところもありますので、規制が必要ないとは言いませんが、権益を官僚が握っているような状態では、やはりジャーナリズムを期待する方が無駄なのかもしれません。

ただ、ここにきてマスコミの流れも変わってきたように思います。農水省の指導によるバター不足や官僚問題など公然と指摘していました。全体的に民主党政権を織り込んできているのでしょう。

> 心配なことの多い時代ですね

仰るとおりで、お先真っ暗なのではないかと思ってます。特に大きな山場はここ数年でしょうね。極めて生きにくい世の中になるのではないか、と。もっとも出口なし的にいつまでもウダウダしているよりは、きれいさっぱり壊れてみた方が立ち直りが早いのかしれませんが。