続きます。
そもそもなぜ民主党は定住外国人参政権確立を急ぐのでしょうか?
日本という枠組みがあればこそ、私たちは幸福と利益を追求しなければならない。それに反するものは、なにかしら利益と引き換えでなくてはならないはず。
アジア経済圏の確立はこの先必須でありましょう。財界としても労働力と市場の拡大には日本人主義的なものよりグローバル化を求めるでしょう。そこで切磋琢磨すればなお良し。
日本人だからという理由で利益を享受できる時代ではなくなったということでしょうな。それは仕方の無いこと。
しかし韓国や中国政府が諸手をあげて賛成するような外交政策を今この時打ち出す不自然を感じずにはいられないわけです。日本に利益の無い政策は日本の価値を弱めますよ。
話が脱線しましたが以下個別に見てみましょう。
「子供手当て」については段階的に税源を探すこと、各種控除廃止を前提にすること、所得・国籍制限を設けないことで経済にとって実効性の薄い政策ですね。
およそ社会保障というよりはばら撒きに近い性質のもの。特に国籍制限無しにすればお金はそのままの形で海外に流れるだけで、その分はマイナスにすらなるでしょうね。
国内だけを考えれば、もっと働いてもっと充実した生活をおくる、というのが理想なのに。生活保護受給者より低賃金の労働者がいる現状ではいた仕方なし、ですか?
「高速無料化」については個人的には賛成ですが。
しかし新規債権発行と一般財源からの建設・補修・運営・移行費用の補填で実質大増税なのを説明しないのは反対であります。
国債にしろ政府保証債にしろ、一般財源からの支払いを前提にした債権の切り替えは市場に混乱を生むのではないでしょうか。
ガソリン税の暫定税率も同時に廃止では債権の信用が落ちますね。なにせ原資は無駄削減の空手形のみ。一般財源からの補填は地方道路整備にも悪影響となりましょう。
温室効果ガスの削減のためにも暫定税率部分を一般財源化し社会保障費に充てるのが好ましいと思いますが。
個別銘柄が上がる下がるという分析より先、そもそも実行に値するのかから議論いただきたい内容ですね。フェリー・JR各社・航空会社はちょっと良くないでしょうが。
他では年金・医療・教育等ですか。見れば見るほど…イデオロギーやらの差なのでしょうが…財源は?としか言えなくなる私です。