過熱感を意識した利益確定売りが優勢

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

優利加さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ55件目 / 全3178件次へ »
ブログ

過熱感を意識した利益確定売りが優勢

昨日の米国株式相場は小幅高となった(DJIA +15.64 @39,127.80, NASDAQ +87.51 @17,805.168.660, S&P500 +8.60 @5,477.90)。ドル円為替レートは160円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄数の方がやや多かったが、株価指数は下げた。東証プライムでは、上昇銘柄数が896に対して、下落銘柄数は677となった。騰落レシオは114.90%。東証プライムの売買代金は3兆9859億円。

TOPIX -9 @2,794
日経平均 -326円 @39,342円

米国では、FRB高官から早期利下げに対して慎重なコメントが相次いでおり、米10年債利回りは前日の4.238%から4.323%へ上昇したが、昨日の米国株式相場は小幅上昇した。ただ、ダウ工業株30種平均は一時200ドル以上下げる場面があった。週内にFRBが重視する5月米個人消費支出(PCE)価格指数の発表と11月の大統領選に向けたバイデン大統領とトランプ前大統領とのテレビ討論会を控えているため、その趨勢を見極めようと投資家は慎重である。

東京市場では、前日までの3日間で日経平均が1000円ほど上げたので、本日は短期的な過熱感を意識した利益確定売りが優勢となった。円安がさらに進行しており、また日銀の予想される金融政策修正(国債買い入れ額の減額+利上げ)を警戒しながら国内長期金利がじり高基調となっており、さらに、米国時間の取引時間外で米半導体メモリー大手のマイクロン・テクノロジー株が売られて8%急落しため(業績見通しが市場予想並みで期待外れだった)、東京市場でも株価指数のウェイトが高い半導体関連の値がさ株が売られた。株価の原理・原則通り株価全般は下げたが、長期金利の上昇で収益が向上するビジネスモデルの銀行と保険は寧ろ上昇した。これも株価の原理原則通りである。

日経平均の日足チャートを見ると、短陰線で反落したが、今日のところは5月20日のザラバ高値が支持線となって下げ止まる形となった。昨日の上放れがダマシだったかどうか、早晩判明する。

33業種中4業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、ゴム製品(2位)、証券(3位)、食料品(4位)、卸売(5位)となった。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。

ネット証券比較

みんかぶおすすめ