じろちゃんさんのブログ
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高けりゃ売り
日経平均は3営業日ぶりに大幅に反発、411円(5.2%)高の8329円と心理的節目の8000円台を回復。
5日の米株式相場が、11月の雇用統計が悪化したにもかかわらず大幅上昇したことや中国の景気刺激策発動への思惑でアジア株が軒並み上昇したことも勢いをつけた。
オバマ次期米大統領が大型公共投資を実施する考えであると表明したことや米自動車産業を巡って米政府と民主党が支援合意したことも背景にあるようだ。
というのがアナリストや記者のコメントだが、海外要因以外にはさしたる上昇の理由は見当たらない。
国内は政局不透明で経済対策等政策に大きな期待ができず、上昇の持続性に疑問がある以上「高けりゃ売り」というのが今の私の投資スタンス。
今日は、米雇用統計の一段の悪化が円高原油安を誘引すると見越して先週末に買ったレンゴー(3941)、日本製紙(3893)が、予想以上の雇用統計の悪化と予想外のNYダウの大幅高を受けどうなるのか不安なスタート。
悪い予感の方が当たり寄り付きから軟調、指標銘柄となる王子製紙(3861)が戻し始めたのを見てレンゴーをナンピン買い。
その後一時24円安まで突っ込みロスカットも考えたが、いつもの癖で煮え切らないまま放置。
ところが後場にあって日経平均が上げ幅を拡大するに連れ高する形で一気に50円高まで上げ、少し下げだしたところで全株処分。ついでに日本製紙も直近高値更新を確認して処分。
一歩間違えば塩漬けリストに追加しないといけないところだったが、うれしい誤算で助かった。
円高原油安のメリットを受ける銘柄のはずだが、今日のように逆目に出ても地合い次第でどうにでもなるということがよくわかった。
円高原油安はしばらく続くであろうから、押し目の場面があったら拾っておきたい銘柄群だ。
また、これも先週仕込んだドワンゴ(3715)が前場早々にS高、後場急落も想定して売り注文を出しておいたところ、寄り付いてしまい約定、その後再度S高に張り付いたので少し口惜しい感も。
例年12月はネット株を中心に新興市場が活況となる傾向があり、流れに乗ってくれたようだ。ホールドしているFS(2159)は一段高を期待したい。
現在、欧州市場が4~6%の大幅高で推移、CME先物はダウが先週末比+150超、日経が8430円とともに堅調、為替はドル円が93円台前半とやや円安で推移。
このままいけば今晩のNY市場は高そうだが、引け際の乱高下があるので予見不能。
(今日のトレード)
買い:レンゴー(3941)
売り:レンゴー、日本製紙(3893)、ドワンゴ(3715)、ETF225(1320)
空売り返済:商船三井(9104)
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