情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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4月26日 火曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、109円高の26700円で取引終了。
米国株高を受けて買いが先行するも、取引開始から30分で前日値まで下落。その後は再び上昇基調となりますすが、上値は重く引けにかけて上げ幅縮小。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は2兆5854億円、出来高は10億3450万株。
値上がり銘柄数は1105、値下がり銘柄数は659、変わらずは74銘柄でした。
〇業種別ランキング
17業種が上昇、16業種が下落
上昇率の高い順
陸運、ゴム、情報・通信、サービス、金属
下落率の高い順
鉱業、非鉄金属、海運、その他製品、保険
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は121、値下がり銘柄数は98、変わらずは6銘柄でした。
上昇率の高い順
(2413)エムスリー 5.04%高
(4689)Zホールディングス 4.40%高
(9984)ソフトバンクG 4.13%高
(3099)三越伊勢丹HD 3.36%高
(2501)サッポロHD 2.73%高
下落率の高い順
(5713)住友金属鉱山 6.83%安
(4519)中外製薬 6.36%安
(5714)DOWAホールディングス 4.05%安
(8697)日本取引所G 4.05%安
(1605)INPEX 3.55%安
〇米国株の反発がプラス材料。
ダウ平均は238ドル高の34049ドルで取引終了。ハイテク比率の高いナスダックも1.29%高と反発。これを好感する買いが先行しました。
電気機器にプラス材料
ハイテク比率の高いナスダックはダウ平均を上回る上昇率。また、業種別でも情報技術が2位。この展開は日本の電気機器にプラス材料ですが、業種別では僅かに下落して20位。日経平均採用銘柄でも、半数を超える程の上昇で控えめでした。
石油・石炭、鉱業にマイナス
原油価格の下落を受けて、米国株ではエネルギーが突出した下落率になっています。この展開は、日本の石油・石炭、鉱業にマイナス材料。鉱業は最下位、石油・石炭も24位でした。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 1.88%安
ドイツ(DAX) 1.54%安
フランス(CAC) 2.01%安
欧州市場は全面安。主要3市場も揃って大きく下げていますが、米国株の後半戻しを織込んでいない為、翌日の欧州株高が期待されるところ。このようなことから、欧州株安に伴う日本株売りは少ないと考えていました。現在(17時30分)の欧州株は、予想通り概ね上昇しています。
〇自律反発
前日までの2営業日で950円下げていることから、本日は米国株高を好感する押し目買いが優勢に。米国株と同じく自律反発です。
〇警戒感は拭えず
米国株高および翌日の欧州株高期待とくれば、外需関連株が相場をけん引しそうなところ、上昇した業種の多くが内需関連株でした。この展開をみると、欧米株などの外部環境に対する警戒感は強いままという印象。日経平均の上値も重く、買い先行の後は僅か30分で前日値まで下落。後場の高値で200円を超えるも、上値は伸びず引けにかけて上げ幅縮小。僅か109円高(0.41%)高でした。ソフトバンクGの影響を除けば、66円高です。
〇警戒感を持ったまま慎重に
相場動向が示す通り、警戒感を持ちつつ慎重に取引することが、リスクの低い投資になると思い続けています。