クレジットカードは、サブプライムの次に同じくらいやばいとの見方が強い。
今年中は顕在化はなさそうだが、来年明るみになると住宅ローン問題と同程度かそれ以上のインパクトがあり、金融危機回復が更に遅れる要因となる可能性がある。
中長期投資においても、大きなリスク要因として捉えておくべきであろう。
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デトロイト 18日 ロイター] バンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)のルイス最高経営責任者(CEO)は、国内経済は今後も悪化するとし、クレジットカード業界は記録的な損失を計上するとの見通しを示した。
同CEOは「業界で経験したことのないほどの損失となる可能性がある」と述べた。
金融危機が続いていることを考慮すれば、12月の連邦公開市場委員会(FOMC)では0.5%ポイント追加利下げする可能性が高いと指摘した。
ルイスCEOは、メリルリンチ(MER.N: 株価, 企業情報, レポート)吸収により「かなりの」雇用が失われるとの見通しを示した。
米経済は明らかに景気後退期にあり、2009年半ばに住宅市場が安定するまで回復は見通せないと述べた。