瓜生憲さんの「株式投資プチセミナー」第7回でわからなかったこと,わかったことを引き続き羅列していきます。
○わからないこと
・「利益率の変動が単価の下落や販促費の増加といった需要に関係する事象なのか、原価の上昇によるものなのかといった点は将来の利益を予想する上で重要です。」
・「同時に主要事業が単体に集中している企業であれば、単体の「損益計算書」の明細等を確認し、固定費と変動費の比率を確認し、限界利益(売上高-変動費)と売上高の変動に伴う利益の変動率を見定めることも重要です。特に固定費の変動については敏感である必要があり、変動の要因については説明会資料等も含めて可能な限り詳細に分析しましょう。」
○わかったこと
●単語
「単価」
一回,一個,1株あたりの値段のことだと思う。ようは最小単位が(1コなら)いくらかということだね。
「販促費」
広告宣伝費とは違うようです。広告宣伝費はテレビや雑誌などの広告媒体が明確なもので、販促費はキャンペーンやイベントなどでサンプルを配ったりするようなものですね。セール、催事等を行ったときののぼり代、福引き券などの作成代、景品代、などなど。---教えてgoo
「外貨建て資産」
外貨建て投資というのが他国の貨幣を持つことだから,外貨建て資産というのは他国の貨幣で計算されている資産。海外での利益のことかな...
外国株式、外国債券(円建てのものを除く)などのように「円以外の通貨で価値(=価格)が表示される資産」のことです。例えば、米国企業の株式であれば、米国の株式市場において、米ドルによる価格表示が行われているのが普通なので、これは通常、「外貨建て資産」に該当します。
円を元手にして外貨建て資産に投資する場合、株価や債券価格などの変動とは別に、「円vs現地通貨の為替レートの変動」によって円ベースでの資産価値が増減します(為替変動リスク)。---MIZUHO
【外貨建資産等の種類】
・外貨建債権
・外貨建債務
・外貨建有価証券
・外貨預金
・外国通貨 ---外貨建資産等の換算
必ずしもFXではないということね。
「評価損&評価益」正式名称:評価損益
会社が持つ資産が原価よりも時価のほうが安いとき(仕入より販売が安いとき)評価損という。売却して損失が確定した場合や、時価が簿価より50%以上下がった場合などは実現損として【決算に計上しなければならない。】この場合、100万円で買った資産の時価が70万円になったときは30万円が評価損。そのまま保有していれば含み損のままであるが、売却すれば30万円の損失が決算に計上される。また、時価が40万円になった場合、時価が簿価より50%以上下がったことになるため、保有したままでも60万円の損失を計上する減損処理が必要になる。評価益はその逆でしょ ---マネー辞典
「金融収益,費用」
一時的な資産の評価損益の事でしょう。営業利益にこれを足して,なんちゃらやって経常利益にするみたいですから。
「主要事業が単体に集中している企業」
多分,テレビ局とか自動車会社のこと。日立や東芝はロボットやテレビ,冷蔵庫,パソコンなどいろいろな部門で売上を出しているけど,テレビ局はテレビでしか儲けていないからね。
●論理
・「ファンダメンタルズ分析という概念において重要度はそれほど高くありません。但し,保有している投資有価証券の株価が下がっていれば評価損、上がっていれば評価益を計上されます。」-ファンダメンタルズ分析とは有価証券は関係ないのでは? 私がやろうとしているファンダメンタルズ分析には関係ないが,監査法人ではきちっと損益として表示しているというわけ。
・「売上高が変動した場合の利益の変動幅の変化を確認することも忘れてはいけません」 利益が上がってる,前よりも増えていることが大切なので売上が変動しただけで驚いてはいけないということ。