決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ユークス、アイル、ハイレックス (6月7日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の6月6日から7日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　アイル <3854>
　19年7月期の連結経常利益を従来予想の7.2億円→9.5億円(前期は5.4億円)に31.9％上方修正し、増益率が31.9％増→74.0％増に拡大し、従来の5期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　ユークス <4334>
　20年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常損益は4億8100万円の黒字(前年同期は9800万円の赤字)に浮上し、2-7月期(上期)計画の4億3300万円に対する進捗率が111.1％とすでに上回った。

★No.4　ベルグアース <1383>
　19年10月期第2四半期累計(18年11月-19年4月)の連結経常損益は6000万円の赤字(前年同期は9600万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9992> 理研グリン 　　ＪＱ 　 +25.93 　　6/ 7　　上期　　　-18.27
<3854> アイル 　　　　東２ 　 +19.21 　　6/ 7　　　3Q　　　 63.91
<4334> ユークス 　　　ＪＱ　　 +7.81 　　6/ 7　　　1Q　　　　黒転
<1383> ベルグアース 　ＪＱ　　 +3.79 　　6/ 7　　上期　　　　赤縮
<5971> 共和工業 　　　ＪＱ　　 +3.27 　　6/ 7　本決算　　　-23.08

<3418> バルニバービ 　東Ｍ　　 +0.82 　　6/ 7　　　3Q　　　 19.82
<7279> ハイレックス 　東２　　 +0.22 　　6/ 7　　上期　　　-32.67

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース