東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターではゴム製品、水産農林、小売、海運が軟調。半面、パルプ紙、証券、その他製品、その他金融、保険が堅調。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>、東エレク<8035>が重石となっており、3銘柄で日経平均を約76円押し下げている。
日経平均は続落とはなったが、ファーストリテなどの影響が大きく、一方でTOPIXやマザーズは堅調となった。足元でのファーストリテの弱さを背景に、次回の日銀会合でETFの買い入れ比率が変わるかもしれないことを意識したトレードの可能性を指摘する声も聞かれている。日経225型ETFの買い入れ比率が下がり、TOPIX型ETFの比率が一段と上昇するとの思惑から、中小型株への物色が意識されているようである。
日経平均は心理的な抵抗として意識されている25日線に跳ね返される格好となったが、値上がり銘柄は6割を超えていることもあり、TOPIX型への資金シフトを意識した中小型株物色に向かいやすいだろう。取引終了後には日本電産<6594>が19年3月期予想の下方修正を発表しており、より中小型株に資金を向かわせそうである。
また、マザーズ指数は順調なリバウンドが継続しており、戻り待ちの売りが意識される950Ptに接近してきている。一部の銘柄に資金が集中している感はあるが、950Ptを明確に上放れてくるようだと、1000Ptが改めて意識されてくることになるため、個人のセンチメントをより明るくさせそうだ。
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