決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … イオン、ファミマ、ディップ (1月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月9日から10日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ベクトル <6058>
　20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比5.8％増の29.2億円に伸び、通期計画の33.6億円に対する進捗率は86.9％に達し、5年平均の80.5％も上回った。

★No.2　トランザク <7818>
　20年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比9.2％増の6.6億円に伸び、9-2月期(上期)計画の10.8億円に対する進捗率は61.3％となり、5年平均の61.6％とほぼ同水準だった。

★No.3　エーアイテイ <9381>
　20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比31.5％増の18.1億円に拡大し、通期計画の19.6億円に対する進捗率は92.8％に達し、5年平均の79.0％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6058> ベクトル 　　　東１ 　 +15.18 　　1/10　　　3Q　　　　5.80
<7818> トランザク 　　東１ 　 +13.69 　　1/10　　　1Q　　　　9.18
<9381> エーアイテイ 　東１ 　 +11.63 　　1/10　　　3Q　　　 31.53
<6432> 竹内製作所 　　東１ 　 +10.89 　　1/10　　　3Q　　　-18.68
<8095> イワキ 　　　　東１　　 +8.41 　　1/10　本決算　　　　3.54

<8028> ファミマ 　　　東１　　 +6.85 　　1/10　　　3Q　　　 41.01
<2379> ディップ 　　　東１　　 +6.73 　　1/10　　　3Q　　　 15.22
<6323> ローツェ 　　　東１　　 +6.41 　　1/10　　　3Q　　　 26.44
<4530> 久光薬 　　　　東１　　 +5.90 　　1/10　　　3Q　　　 14.39
<2292> ＳＦＯＯＤＳ 　東１　　 +4.70 　　1/10　　　3Q　　　-13.65

<3349> コスモス薬品 　東１　　 +4.31 　　1/10　　上期　　　 -2.87
<3543> コメダ 　　　　東１　　 +3.71 　　1/10　　　3Q　　　　5.92
<7520> エコス 　　　　東１　　 +3.64 　　1/10　　　3Q　　　 17.53
<2153> Ｅ・ＪＨＤ 　　東１　　 +3.49 　　1/10　　上期　　　　赤縮
<2735> ワッツ 　　　　東１　　 +3.43 　　1/10　　　1Q　　　 40.13

<9717> ジャステック 　東１　　 +3.38 　　1/10　本決算　　　　6.95
<3048> ビックカメラ 　東１　　 +2.88 　　1/10　　　1Q　　　 44.87
<2294> 柿安本店 　　　東１　　 +2.61 　　1/10　　　3Q　　　 12.63
<8267> イオン 　　　　東１　　 +2.61 　　1/10　　　3Q　　　-15.34
<3546> アレンザＨＤ 　東１　　 +2.41 　　1/10　　　3Q　　　 81.76

<4829> 日エンター 　　東１　　 +2.34 　　1/10　　上期　　　 60.42
<8289> オリンピック 　東１　　 +1.91 　　1/10　　　3Q　　　　7.91
<2651> ローソン 　　　東１　　 +1.59 　　1/10　　　3Q　　　　4.34
<9946> ミニストップ 　東１　　 +1.23 　　1/10　　　3Q　　　　赤転
<2337> いちご 　　　　東１　　 +0.88 　　1/10　　　3Q　　　 24.10

<3607> クラウディア 　東１　　 +0.62 　　1/10　　　1Q　　　 -4.31
<7427> エコーＴＤ 　　東１　　 +0.35 　　1/10　　　3Q　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース