―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月5日から6日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 日本駐車場 <2353>
20年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比23.1%減の8.6億円に減り、8-1月期(上期)計画の21億円に対する進捗率は41.1%となり、5年平均の39.7%とほぼ同水準だった。
▲No.3 カナモト <9678>
19年10月期の連結経常利益は前の期比2.0%増の182億円になったが、20年10月期は前期比10.3%減の164億円に減る見通しとなった。
▲No.6 巴工業 <6309>
19年10月期の連結経常利益は前の期比2.1%増の23.8億円になったが、20年10月期は前期比5.6%減の22.5億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3657> ポールHD 東1 -10.92 12/ 6 3Q 5.84
<2353> 日本駐車場 東1 -4.68 12/ 6 1Q -23.06
<9678> カナモト 東1 -2.02 12/ 6 本決算 -10.27
<1928> 積水ハウス 東1 -1.42 12/ 6 3Q 36.02
<7640> トップカルチ 東1 -0.89 12/ 6 本決算 13.64
<6309> 巴工業 東1 -0.65 12/ 6 本決算 -5.62
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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