日経平均株価
始値 28045.84
高値 28146.68(09:03)
安値 27974.99(10:15)
大引け 28070.51(前日比 +182.36 、 +0.65% )
売買高 11億6013万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆6453億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日続伸、NYダウ最高値受けリスク選好続く
2.1兆ドルのインフラ法案が米上院通過し景気敏感株に追い風
3.新型コロナ懸念で伸び悩むも買い直され、2万8000円台回復
4.海運や鉄鋼株への買いが目立つ一方、半導体関連は売られる
5.全体の7割近い銘柄が上昇、売買代金も2兆6000億円台と活況
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比162ドル高と反発し、過去最高値を更新した。米議会上院で超党派による1兆ドル規模のインフラ投資法案が可決されたことで景気敏感株などが買われた。
東京市場では、前日の米国株市場でNYダウが最高値を更新したことを受け、リスク選好ムードが強まり日経平均株価は上値追い基調を強める展開となった。
11日の東京市場は、景気敏感株などを中心に広範囲に買いが集まった。前日の米国株市場ではバイデン政権が掲げる1兆ドル規模のインフラ投資法案が米議会上院を通過したことを手掛かりにインフラ関連株に投資資金が集まり、NYダウが過去最高値をつけた。このリスクオンの地合いが東京市場にも波及した。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感もあり、日経平均株価は前場伸び悩む動きをみせたものの、その後は買い直され、後場終盤になっても強調展開を続け終値で2万8000円大台を回復した。海運、鉄鋼株などへの買いが目立つ。値上がり銘柄数は1500弱で全体の7割近くを占めたが、そのなかで主力半導体株への売りが目立ち、全体相場の上げ足を鈍らせた。東証1部の売買代金は前日に続き2兆6000億円台と活況だった。
個別では、任天堂<7974>が大きく買われ、日本郵船<9101>も買いを集めた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。ブリヂストン<5108>が活況高。日本製鉄<5401>も上昇した。ファーストリテイリング<9983>が高く、ダイキン工業<6367>も値を上げた。KeePer技研<6036>がストップ高に買われ、OATアグリオ<4979>、オークネット<3964>が値を飛ばした。名村造船所<7014>も物色人気。東邦亜鉛<5707>、三櫻工業<6584>も急伸。
半面、売買代金トップのレーザーテック<6920>が大きく水準を切り下げ、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連の軟調ぶりが目立った。キリンホールディングス<2503>も安い。イーレックス<9517>が大幅安、メディカル・データ・ビジョン<3902>の下げも目立つ。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>、I-PEX<6640>、テクノプロ・ホールディングス<6028>なども急落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ダイキン <6367> 、ブリヂストン <5108> 、スズキ <7269> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約115円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、SBG <9984> 、アドテスト <6857> 、リクルート <6098> 、エムスリー <2413> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約105円。
東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は情報・通信業、サービス業、精密機器の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)ゴム製品、(2)海運業、(3)鉄鋼、(4)銀行業、(5)ガラス土石製品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)電気機器、(2)金属製品、(3)化学、(4)食料品、(5)繊維製品。
■個別材料株
△パーソルHD <2181>
上期業績及び配当予想を上方修正。
△STIFHD <2932> [東証2]
21年12月期純利益33%増に上方修正し増配も。
△プレイド <4165> [東証M]
21年9月期業績予想を上方修正。
△ロート <4527>
第1四半期実質68%営業増益。
△OATアグリ <4979>
業績予想増額と自社株買い好感。
△東海カ <5301>
21年12月期業績予想を上方修正。
△東邦鉛 <5707>
今3月期営業益大幅増額とアサカ理研 <5724> [JQ]との共同研究を発表。
△KeePer <6036>
22年6月期は43%営業増益で8円増配見通し。
△バーチャレク <6193> [東証M]
上期経常を8倍上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
△ブティックス <9272> [東証M]
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
▼MTG <7806> [東証M]
4-6月期43%営業減益。
▼プラッツ <7813> [東証M]
今期経常は26%減益。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)KeePer <6036> 、(2)OATアグリ <4979> 、(3)オークネット <3964> 、(4)名村造 <7014> 、(5)T&Gニーズ <4331> 、(6)デジハHD <3676> 、(7)東邦鉛 <5707> 、(8)三桜工 <6584> 、(9)ランド <8918> 、(10)川崎汽 <9107> 。
値下がり率上位10傑は(1)IRジャパン <6035> 、(2)テモナ <3985> 、(3)イーレックス <9517> 、(4)ポピンズ <7358> 、(5)鈴木 <6785> 、(6)I・PEX <6640> 、(7)テクノプロH <6028> 、(8)ミダック <6564> 、(9)MDV <3902> 、(10)九州リース <8596> 。
【大引け】
日経平均は前日比182.36円(0.65%)高の2万8070.51円。TOPIXは前日比17.80(0.92%)高の1954.08。出来高は概算で11億6013万株。東証1部の値上がり銘柄数は1498、値下がり銘柄数は621となった。日経ジャスダック平均は3942.78円(7.55円高)。
[2021年8月11日]
株探ニュース
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