貨物輸送の営業収益は前年同期比11.1%減の205.49億円、経常利益は同2.83億円減の4.13億円となった。コロナ禍の影響を受けた巣ごもり消費の増加により通販需要などが増加した結果、食品関連貨物が増収となった。また、自動車関連貨物であるアルミ、銅製品及びタイヤ補強用鋼線等については、下期以降持ち直しているものの部門全体では減収減益となるなど、依然として事業環境は厳しい状況になっている。
エネルギー輸送の営業収益は前年同期比6.9%減の113.99億円、経常損失は同2.80億円減の1.23億円となった。石油部門においては、コロナ禍の影響により、輸送数量が同9.0%減となった結果、減収減益となった。潤滑油・化成品部門も、コロナ禍の影響を大きく受け主要顧客の輸送数量が同12.3%減となり減収減益となった。
海外物流の営業収益は前年同期比4.8%増の12.04億円、経常利益は同0.09億円増の0.08億円となった。コロナ禍による巣ごもり消費の増加などによって、「コンテナ不足」が世界的に起きた。また、取引先の生産調整による遅延やキャンセルなどにより、輸出入取引は引き続き低調に推移した。一方、中国の自動車・半導体需要の回復と、それに伴う保管数量の増加や輸送の効率化などの継続的な取り組みに伴い、天津、上海及び常州の各拠点は増収増益となった。
テクノサポートの営業収益は前年同期比4.5%減の15.70億円、経常利益は同0.18億円減の0.39億円となった。油槽所関連が堅調に推移したものの、製油所関連の定期修繕工事が前年度の実績を下回ったことから、減収減益となった。
2021年3月期通期については、営業収益が前期比5.1%減の481.00億円、営業利益が同43.4%減の6.00億円、経常利益が同42.5%減の7.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同51.4%減の4.40億円とする、2020年8月5日に発表した連結業績予想を据え置いている。
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